なし〈バラ科〉 ☆花言葉――和やかな愛情 ギリシアでは、女神ヘラにささげられている。 純白のほっそりした花びらが5枚、長いめしべを風にふるわせて、可憐な小鹿のよう。 これほど楚そとした魅力があるのに、日本では梨の実のおい… 続きを読む 11月20日 なし
カテゴリー: 11月の花
11月19日 ベラドンナ
ベラドンナ〈ナス科〉 ☆花言葉――沈黙 イタリア語で「美しき貴婦人」の意味。 昔、イタリアの女性たちは、この草で美しくなったといいます。 ベラドンナをギュッとしぼって、しずくを鳥の羽で瞳にたらす。 瞳孔がひらいて、目がパ… 続きを読む 11月19日 ベラドンナ
11月18日 つばき
つばき(ピンク)〈ツバキ科〉 ☆花言葉――申し分のない魅力 19世紀ヨーロッパでは椿の花がすごい人気だったといいます。 高価だけど、優雅さの象徴として喜ばれた。 ロンドンの大きな花の種屋「ロッディジーズ商会」は、店内に椿… 続きを読む 11月18日 つばき
11月17日 てんにんか
てんにんか〈フトモモ科〉 ☆花言葉――愛 白またはばら色の5枚の花びらをひらく。 またの名を、桃金嬢。 その華やかさから、古代ギリシアでは、花冠に使われた。 結婚式のたび、出席者が全員頭にのせたので、ギリシアの市場には、… 続きを読む 11月17日 てんにんか
11月16日 トマト
トマト〈ナス科〉 ☆花言葉――完成美 ジョバンニは窓のところからトマトの皿をとってパンといっしょにしばらくむしゃむしゃ食べました。 (宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より) 賢治はトマトが大好きでした。 大正時代は、まだトマトが… 続きを読む 11月16日 トマト
11月15日 おとぎりそう
おとぎりそう〈オトギリソウ科〉 ☆花言葉――迷信 黄色のかわいらしい花を、かたまって咲かせる。 やや円錐形で、女の人のおしゃれな帽子のようにも見えます。 昔から薬草として知られ、切り傷や打撲、鳥の傷の妙薬でもありました。… 続きを読む 11月15日 おとぎりそう
11月14日 われもこう
われもこう〈バラ科〉 ☆花言葉――変化 高原をいろどる、秋の名草「吾亦紅」。 針金のような細い枝が2つに分かれたその先に、桑の実に似た、暗い紅の花を咲かせます。 「吾も亦紅」と、名前で主張しなければならないほど地味な花で… 続きを読む 11月14日 われもこう
11月13日 ひなげし
ひなげし〈ケシ科〉 ☆花言葉――なぐさめ その蕾は、ごわごわの黒く短い毛でおおわれ、植物じゃないみたい。 そして、香る。 甘くなく、すっぱくもなく、苦くもなく。 すーっと鼻腔をすりぬける。 乾いて、こげたような香り。 誰… 続きを読む 11月13日 ひなげし
11月12日 こぶし
こぶし〈モクレン科〉 ☆花言葉――友愛 春先、小枝の先に、ほわっとひらく、大きな白い花。 6枚の花びらがあっちこっちに向いている風情も美しく、宮沢賢治は「白鳩がとまっているよう」とたとえています。 羽をばたつかせて、今に… 続きを読む 11月12日 こぶし
11月11日 栗
栗〈ブナ科〉 ☆花言葉――公平に扱って 甘くて、おいしい栗の実。 ヨーロッパでは、スペインの栗が美味ですって。 日本では、丹波栗が有名で、マロン・グラッセ、マロン・パフェになるほか、外国にも輸出されているのです。 栗は聖… 続きを読む 11月11日 栗