11月17日 てんにんか

てんにんか〈フトモモ科〉

☆花言葉――愛
白またはばら色の5枚の花びらをひらく。
またの名を、桃金嬢。
その華やかさから、古代ギリシアでは、花冠に使われた。
結婚式のたび、出席者が全員頭にのせたので、ギリシアの市場には、この花冠を売る店が何軒もありました。

神話によると、不良青年のミルティルスがある男に買収され、王を殺した。
ミルティルスが男にお金を要求すると、逆に殺されてしまったのです。
父の神がそれを悲しみ、息子の死がいを「天人花」の木に変えたという。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
「あなたといると元気になるわ」と言われたことはありませんか。
明るく楽しく、『若草物語』の長女メグのよう。
彼女は天人花が大好きでした。

岩田裕子