トマト〈ナス科〉
☆花言葉――完成美
ジョバンニは窓のところからトマトの皿をとってパンといっしょにしばらくむしゃむしゃ食べました。
(宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より)
賢治はトマトが大好きでした。
大正時代は、まだトマトが珍しく、食べられない人も多かったのですって。
お砂糖をかけて、無理やり口につめこむ人もいたほど。
でも賢治は、私たちのように、お塩を、ちょっとふって食べてた。
ひとより2、3歩進んでたのね。
トマトは体によい野菜。
「トマトが赤くなると医者が青くなる」というほど。
◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
最後までがんばる気力の持ち主。
完璧主義者です。
ときには「負けるが勝ち」と思ったほうが、結果的にはうまくいくこともあります。
岩田裕子