ひとり静か〈センリョウ科〉 ☆花言葉――かくされた美 命がけで愛した男に会いたくて、お供をただひとり連れ、危険な山道をいそぐ舞姫、静御前。 まるで、彼女の生涯のように、秘やかに咲く花です。 ほの暗い山中の木かげに、その地… 続きを読む 5月31日 ひとり静か
カテゴリー: 05月の花
5月30日 さんざし
さんざし〈バラ科〉 ☆花言葉――唯一の恋 「5月の花」(メイフラワー)の名もあります。 ケルトの伝説によると、愛と植物の女神、5月姫の(メイクイーン)は、さんざしから生まれたのですって。 イギリスには、5月祭があり、村の… 続きを読む 5月30日 さんざし
5月29日 てっぽうゆり
てっぽうゆり〈ユリ科〉 ☆花言葉――純潔 少女がひとりで百合を眺めている。 「いいにおいがする。百合のにおいをかいでいると、こうしてひとりで退屈していても、決してきたない気持ちが起きない。」 駅まで散歩した帰りに1本だけ… 続きを読む 5月29日 てっぽうゆり
5月28日 わすれな草
わすれな草〈ムラサキ科〉 ☆花言葉――私を忘れないで 花の色は、天上の青。 かなしげな深いブルーをしています。 聖母マリアの衣服の色。 そのせいか、墓地にもよく咲き、文豪トルストイが死んだとき、こどもたちがお墓にまいたの… 続きを読む 5月28日 わすれな草
5月27日 ブバリア
ブバリア〈アカネ科〉 ☆花言葉――あなたのとりこ またの名をブバルディア。 花の筒が長く、その先が十字にわかれて、4枚の花びらのようになっています。 色は、あざやかな紅色。 胸をつかれるようなヴィヴィド・レッドです。 白… 続きを読む 5月27日 ブバリア
5月26日 りんご
りんご〈バラ科〉 ☆花言葉――名声 「空は、りんごのいい匂いで一杯です。西の空に消え残った銀色のお月様が吐いたのです」 (宮沢賢治『双子の星』) りんごの花は、まっ白でよい香り。 原産地はアジア南西部とヨーロッパです。 … 続きを読む 5月26日 りんご
5月25日 あやめ
あやめ〈アヤメ科〉 ☆花言葉――よき便り 紫の花びらの根もとに、よく見ると、金茶色の豹プリントがほの見える。 それが、あやめです。 よく似た親類たちからの見分け方。 源三位頼政という男が、宮中で、あやめという美女と恋に落… 続きを読む 5月25日 あやめ
5月24日 デンドロビウム
デンドロビウム〈ラン科〉 ☆花言葉――わがままな美人 この花を見て思いうかぶのは、ヨーロッパの古い社交界。なかでもイタリアの、です。 着飾った美女たちがおしゃべりしながら、笑いさざめいているよう。 優美な扇、ひるがえして… 続きを読む 5月24日 デンドロビウム
5月23日 つるにちにち草
つるにちにち草〈キョウチクトウ科〉 ☆花言葉――楽しい思い出 つるとつるが、しっかりからみ合い、毎日花ひらくので「つるにちにち草」。 フランスでは「魔女のスミレ」と呼ばれた。 月の満ちる夜、この草を採ると、傷やら狂気やら… 続きを読む 5月23日 つるにちにち草
5月22日 ベゴニア
ベゴニア〈シュウカイドウ科〉 ☆花言葉――片思い・親切 花屋をいろどる少女タレント。 さまざまな色でかわいらしく、植木鉢の中にちょこんと住んでる。 亜熱帯に広く分布する多年草または小低木。 花の色は赤、白、桃、黄などが目… 続きを読む 5月22日 ベゴニア