ポプラ〈ヤナギ科〉
☆花言葉――やさしい不安
昔から「ふるえる木」と呼ばれているのです。
大きな葉っぱが風に吹かれて、さらさら細かくひるがえる。
それがふるえてるみたいに見えるからですって。
キリストをはりつけにした十字架、あれがポプラだったといわれています。
聖なる血がこの木にふりかかって以来ふるえるようになったとか。
また、キリストが森の中を通るとき、頭を下げなかった唯一の木で、そのためふるえる罰を受けた。
そんな説もあるの。
北海道大学のポプラ並木は有名です。
夜に通りかかると銅版画のよう。
◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
のんびりやのように見えて、実は神経質なあなた。
別な言い方をすれば、繊細なのです。
もしかすると、芸術家になれるかもしれません。
<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>