ういきょう〈セリ科〉
☆花言葉――賞賛に値する
香りのよい草。フランスの美食家は、この葉で魚を包んでおく。身がしまり、葉の香りがうつるので。ベルモットなどのお酒、パンやお菓子、石けんなどにも、ういきょうの香料はひとしずく、ふたしずく含まれているのです。
英名はフェンネル。
茎の先に、かわいらしいレモン色の花が、パッと広がって咲く。
茴香のいろ、卵いろ「思い出」のいろ、好きな仔猫の眼の黄いろ
(北原白秋『黄色い春』)
春の黄色の代表です。
◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
しっかりしてて、いつも賛美のまと。でもときどき疲れるのは、背のびしてるからではないかしら。もう少し肩の力をぬいても大丈夫よ。
岩田裕子