もくれん〈モクレン科〉
☆花言葉――自然への愛
春の散歩が楽しいのは、公園や垣根のあちこちに、もくれんが咲いているからです。
ことに白いもくれん。
ほかの何色もおびない、まっさらの純白で、空をそこだけ花の形に切りとり、白い絵の具をぬりこめたよう。
紫のもくれんは、暗い紫色した6枚の花びらをふるわせ、渋い美しさを見せている。
炎に似た形。
白いもくれんは、白いろうそくの先に白い炎をゆらめかせ、紫のもくれんは、それが紫。
どちらも冷たい炎を燃やしている。そんな感じ。
◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
自分勝手にふるまうと、自分にはね返ってきます。
相手の気持ちを大切に優しく接しましょう。
わがままを抑えれば、きっと幸せになれる。
<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>