はっか〈シソ科〉
花言葉――美徳
アン・シャーリーとマリラは、ときどき意見がすれちがう。でも痛いほど愛しあっているのです。それが感じられるのが、ふたりでなにもいわず、玄関にすわっているシーン。
夕方でした。風がそよぎ、はっかの香りがただよっていた。星は窪地の樅の上にまたたき木の間からダイアナの窓の灯が輝いていた。
(村岡花子訳『赤毛のアン』より)
グリーン・ゲイブルスの庭には、さわやかなはっか草が生い茂り、その澄んだ香りのなか、ことばのないことばが飛びかう。養母と養女の愛のことば。
花うらない(誕生日の方へ)
乙女らしいデリケートな感受性の持ち主。清らかで繊細で、悪を憎む人です。だれからも信頼されてる。恋にはオクテのほうですね。
岩田裕子