らん〈ラン科〉
花言葉――魔力
19世紀フランスの作家、ユイスマンスによると、らんは「暖房のガラスの宮殿の中に住んでいる、植物界の女王」ということになる。あまりに高貴な血統、繊細できゃしゃなので、ちょっとした寒さにもふるえてしまい、温室で栽培されているというのです。
これほど高雅、しかも悪魔的な魅力にあふれているので、ヨーロッパでは、数かずの芸術作品に登場している。『幸福の王子』の作者オスカー・ワイルドも、らんの熱烈な愛好者でした。
花うらない(この日が誕生日の方へ)
愛の勝利者は、必ずあなた。もてるというわけではないのに、好きになった相手は、百発百中自分のものにしてしまいます。魔力でしょう。
岩田裕子