9月11日 いぬサフラン

いぬサフラン〈ユリ科〉

☆花言葉――悔いなき青春
英語では「コルキカム」。10月ごろ、サフランに似た美しく大きい花が咲きます。色は紫や赤の濃淡、白や八重咲きもある。
美しいけれど、毒があるのです。誤ってこれを食べた動物は、死んでしまうか、飼い主が汗を全部出させてしまうまで、重病がつづくのだそうです。球根に甘い香りがあるので、人も動物もつい近づいてしまうのだとか。
昔、奴隷が叱られると、この根を食べて仮病をつかったという。ききめが遅いので、解毒剤が間に合うのですって。
別名「はだかの少年」。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
輝かしい青春を過ごす人。そのためにはただ流されるのではなく、今なにをすべきか真剣に考えることです。友達と語り合える思い出、作って。

岩田裕子