あさ〈アサ科〉
花言葉――運命
夏になると、黄色い小花を点々と茎いっぱいに咲かせる、麻。原産地は中央アジアで、日本には古代に渡来しました。その繊維を布にして、服をつくったのでした。
西洋の言い伝えによると、未来の夫の顔を見たいときは、夜中、教会のまわりを、麻の種をまきながら、走り回るのですって。そして「愛する人、顔を見せて」とふりむくと、未来の夫がそこにいる。ちょっとしたホラーね。聖マルコ祭(4月25日)の前夜に行う行事です。
花うらない(この日がお誕生日の方へ)
いやなことがあっても、「これも運命」とあきらめ上手。気分の切りかえが早く、いつも明るい人ね。でも恋愛にはあきらめべたになって。
岩田裕子