ひのき〈ヒノキ科〉
花言葉――不滅
大学1年の旅先は、冬の高野山でした。激しい雪にこごえきり、宿舎のお寺に帰ると……、そのお風呂が総ひのき。洗い場も、丸い湯舟も、天井も。木の香りと、体の心からのあたたかさに、ひのきのすばらしさを実感したのです。
「木材のエルメス」といったブランド品。建材として最高級なら、樹皮もそうで、神社仏閣の屋根に使われる。清少納言によると「親しみのある木ではないけど、おもむきがある」とか。名前は「火の木」から。昔の人はこれをすり合わせ、火をおこしたのです。
花うらない(この日が誕生日の方へ)
着実に事を成しとげていく強い人。目的に向かってつき進んでいく姿勢は、人びとに勇気をふるいおこさせます。激しい情熱の持ち主。
岩田裕子