みやこわすれ〈キク科〉
☆花言葉――しばしの憩い
佐渡に流された順徳天皇が、この紫の花の可憐さに目をとめ、都の栄華を忘れさせてくれるといった。それで「都忘れ」との説があります。鎌倉時代の出来事。ただし、この花の名の生まれたのは、江戸時代だという説もある。だとしたら、このエピソードは、誰かの作り話かもしれません。
一重の細い花びらをパッと驚いたように見開いている。夜空を色どる、すみれ色の花火みたい。
正確な名は「ノシュンギク」。高さ30㎝ほどの茎に、紫のほか、ローズ色、白などの花が咲く。
◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
夢見るのが好き。想像力の豊かな人です。これからは勇気をもって、思いを実現させてみませんか。2、3年後にはきっとうまくいきます。
<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>