かいどう〈バラ科〉
花言葉――温和
海棠や白粉に紅をあやまてる(蕪村)
かいどうの淡いピンクの花びらを、蕪村はこんなふうに表現しました。お白粉みたいな純白に、紅を2~3滴こぼしてしまった。紅がにじんで広がって、濃淡の少しある微妙なピンクができあがる。そんな感じの花の色です。
昔、中国の玄宗皇帝が、夫人の楊貴妃の美しいほろ酔い姿を見て「まだ酔ってるか」と聞いたところ「海棠の眠り、いまだ覚めず」と答えたという。眠たくなるような、優雅なピンク。
花うらない(この日が誕生日の方へ)
天使のように明るくて無邪気。おとなしくて、やさしくて、だまされやすいほうです。変だな……と思ったら気をつけたほうが安全です。
岩田裕子