黄水仙〈ヒガンバナ科〉
花言葉――恋のやつれ
時は源平合戦のころ。越前の国の長者の息子二郎太は、荒海でおぼれている美女を助け、恋をした。そして戦場から戻った兄の一郎太も、彼女にひとめぼれしてしまったのです。ふたりが果たし合いすることになったとき、悩んだ娘は荒海に身を投げた。あくる年の春、見たこともない黄の花が岬に咲いたという。それが、黄水仙なのですって。娘は、水の精だったのでしょうか。
中国の仙人には、天仙、地仙、人仙などがいて、水仙もその一種だとか。水辺に住む仙人の化身というわけです。
花うらない(この日が誕生日の方へ)
あなたの無邪気さが人びとに愛されています。無邪気さだけはまがいものは醜悪。そんなあなたは一途な恋をしそう。なんて素敵でしょう。
岩田裕子