栗〈ブナ科〉
花言葉――豪奢
妖精のテーブルかけは季節によってとりかえられるのです。たとえば、5月は、栗の花。妖精の召使いがそれをこしらえるとき、こんなふうにするのだそうよ。何十人という男性が栗の木に登って枝をゆさぶると、花が雪のように舞いおりてくる。それから、女の召使いたちが軽くそれを掃きよせているうちに、すっかりテーブルかけのようになるんですって。うそだと思ったら、ジェームズ・バリ作『ピーター・パン』にそう書いてあるから、読んでみて。
花うらない(この日がお誕生日の方へ)
多才で行動力がある人。一流好みで、豪華な生活を経験できます。淋しがりやでもある。誠実に人と接すれば、友達に囲まれて暮らせるわ。
岩田裕子