8月31日 むらさきしきぶ

むらさきしきぶ〈クマツヅラ科〉

☆花言葉――聡明
紫式部という人がいました。 平安時代の下級貴族の娘で『源氏物語』という、世界最古の長編小説を書いた。 質的にも驚くほど高く、彼女の才能は世界的に有名なのです。
その名をつけられた、むらさきしきぶ。こちらはひっそりと、めだたず、紫の小花を咲かせている。
ただし、その幹をお箸にすると、白くて美しいのだそうです。 ねばりがあって固く、なかなか折れない。
『源氏物語』も骨格のしっかりした小説で、そんなところが共通点かもしれません。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
知的好奇心が旺盛。異性ともクールにおつき合いします。頭がよく、いつも冷静な人。ときには感情におぼれてみるのも、新鮮よ。

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岩田裕子