けし(白)〈けし科〉
☆花言葉――忘却
けしの伝説は、毒の香り。
山奥の洞窟に、ピエプノスという眠りの神が住んでいます。その宮殿の庭には、おびただしい数のけしが咲き乱れている。
地上に闇が訪れると、眠りの神は花をつかみとり、つかみとってはまきちらして、すべての生き物を、林を、風を、眠らせてしまうという。なんて美しい夜の景色!
実際に、眠気を誘う香りなのです。阿片(麻薬)の原料なので、日本をはじめ多くの国で栽培を禁止されている。
◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
不思議な魅力のある人。そのミステリアスな雰囲気にドキドキしている異性は多いはずです。でもあなた自身は誰を好きなの?自分の気持ちを忘れてはいけません。
岩田裕子