かみつれ〈キク科〉
☆花言葉――苦難の中での力
ヨーロッパでは、有名なハーブ。
お茶として飲むと、体にいいのです。
童話『ピーター・ラビット』の中にも、よく登場する。
マクレガーさんちのニンジンを食べて逃げ帰ったピーター。
お腹をこわし、疲れた彼に、お母さんうさぎが、このかみつれのお茶を飲ませるの。
「ねるまえに大さじ1ぱいですよ」って。
甘いりんごの香り。
ケストナーの少年小説『エミールと探偵たち』は、美容師のお母さんがかみつれの石けんで、お客さんをシャンプーするシーンから始まります。
◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
忍耐力があり、孤独にも強い人。
ふだんは頑固とも思われがちだけど、何か事が起こったときが出番。
あなたの強さにみんな驚くでしょう。
<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>