きんもくせい〈モクセイ科〉
☆花言葉――謙そん
木の犀と書いて、「木犀」。
この木の肌が、動物の犀の皮に似ているからですって。
きんもくせいは、金の花を秋のさかりに咲かせ、ぎんもくせいは、銀の花を秋の終わりごろに咲かせるのです。
実際は、金の花は黄色がかったオレンジ、銀の花は、白い花。
どちらも小さな花をかたまって咲かせ、木からこぼれおちそうなほど。
なによりも人をひきつけるのは、甘いその香り。
中国では、ウーロン茶の香りとしているとか。
◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
人がらがよく、ひかえめ。
あなたに胸を熱くしてる人は多いはずです。
周りを見回してみて。
謙きょなのは長所。
だけど、愛には積極的に。
岩田裕子