03月20日 かみつれ

かみつれ〈キク科〉

☆花言葉――苦難の中での力

ヨーロッパでは、有名なハーブ。
お茶として飲むと、体にいいのです。
童話『ピーター・ラビット』の中にも、よく登場する。

マクレガーさんちのニンジンを食べて逃げ帰ったピーター。
お腹をこわし、疲れた彼に、お母さんうさぎが、このかみつれのお茶を飲ませるの。
「ねるまえに大さじ1ぱいですよ」って。

甘いりんごの香り。
ケストナーの少年小説『エミールと探偵たち』は、美容師のお母さんがかみつれの石けんで、お客さんをシャンプーするシーンから始まります。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
忍耐力があり、孤独にも強い人。
ふだんは頑固とも思われがちだけど、何か事が起こったときが出番。
あなたの強さにみんな驚くでしょう。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月19日 ドイツしょうぶ

ドイツしょうぶ〈アヤメ科〉

☆花言葉――炎
深い青の、美しい花。
別名「ヒゲ・アイリス」といいます。

昔、すべての花が集まる花祭りに、エメラルドの冠をかぶり、青い服を着た品のいい少年が現れました。
花たちの目は、この少年に集中。
そのとき、美しい虹がのぼった。七色の光が少年の服や冠に輝き、それは美しかったという。
彼は「虹の使者」だったのです。
そして、アイリス(ヨーロッパのしょうぶ)の化身……との言い伝えが残ってる。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
炎のように情熱的な人。
愛する人を100パーセント信じることができる、幸せ者です。
また、誰が自分と深く愛し合えるか、ひとめで見抜ける才能がある。
恋愛上手なのですね。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月18日 ぼたん(赤)

ぼたん(赤)〈ボタン科〉

☆花言葉――恥じらい
ぼたんの美を、もっとも愛したのは、中国人です。
「百花の王」とよんだ。
花の世界の、ライオンなのです。

方百里雨雲よせぬ牡丹かな (蕪村)

百里四方の雨雲をけちらしてしまうかの、ぼたんの堂々とした美しさ。

風でいっせいにこまかく身をゆする様子を、湯のようだとたとえた俳句もあります。
ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに (森澄雄)

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
誠実で礼儀正しく、しかもそそっかしがりや。
失敗したとき、ほほそめて恥じらうあなたを、助けてあげたいと思ってる人が大勢います。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月17日 かえで

かえで〈カエデ科〉

☆花言葉――遠慮
葉の形がカエルの手に似てるので、「カエデ」。
漢字で「楓」と書くのは、風にふかれてサヤサヤときれいな音を立てるからでしょう。

北半球の温帯に分布し、日本の山地に約23種が生えている。
4~5月、若葉と同時に若枝の先に、濃い紅色の小花がたれ下がる。

カナダのカエデは、蔗糖を含み、パンケーキにおいしいメープルシロップがとれるのです。
『赤毛のアン』には、そんなカエデがよく登場している。
春のみずみずしい楓、冬の日に輝く楓も。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
おとなしくて自分を抑えるほう。
ひかえめなので信頼されてます。
金運があり、知らぬ間にお金がたまる人。ときには元気にはしゃいで。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月16日 かたくり

かたくり〈ユリ科〉

☆花言葉――嫉妬
とがった三角形の花びらが6枚。
淡い緑の2枚の葉の間から、まっすぐ細い茎をのばして、姿勢よいかたくり。
ふわりと曲線的な花は愛らしいけれど、こんな直線ばかりでできている花は、スカッとカッコイイ魅力がある。
うつむきかげんなところも、恥ずかしがりやのスリムな少年のイメージです。

色は、紫を含んだピンク。
たった1輪でも、声高に自己主張してるような、あでやかさ。

その地下茎からは、良質のでんぷんがとれます。これが片栗粉です。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
協調性があり、集団をひっぱっていける人。
また困難があってこそ、自分を高めていける人です。
こわがらずに冒険しましょう。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月15日 チューリップ(ピンク)

チューリップ(ピンク)〈ユリ科〉

☆花言葉――愛の表示
チューリップが女の子だったら、上品だけど、ときどきお行儀が悪いタイプ。
車のボンネットにすわりこんで、りんごかじったりね。
そのチューリップのいたずらでしょうか。
17世紀半ば、ヨーロッパにはチューリップ狂の時代がやってきたのです。

誰も彼もがチューリップに夢中になり、たとえば「総督」という品種の球根の値段は、12頭のヒツジ、4樽のビール、ベッド1台、2500フロリン金貨……それ以上なの。

やがて破産する人も出て、大騒ぎになりました。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
相手をその気にさせて、知らん顔する、人の悪いとこがあります。
それだけキュートな魅力を持ってる。
でも自重しないと仕返しされるわ。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月14日 もくれん

もくれん〈モクレン科〉

☆花言葉――自然への愛
春の散歩が楽しいのは、公園や垣根のあちこちに、もくれんが咲いているからです。
ことに白いもくれん。
ほかの何色もおびない、まっさらの純白で、空をそこだけ花の形に切りとり、白い絵の具をぬりこめたよう。
紫のもくれんは、暗い紫色した6枚の花びらをふるわせ、渋い美しさを見せている。
炎に似た形。
白いもくれんは、白いろうそくの先に白い炎をゆらめかせ、紫のもくれんは、それが紫。
どちらも冷たい炎を燃やしている。そんな感じ。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
自分勝手にふるまうと、自分にはね返ってきます。
相手の気持ちを大切に優しく接しましょう。
わがままを抑えれば、きっと幸せになれる。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月13日 ポピー

ポピー〈けし科〉

☆花言葉――休息
花屋で見かけるポピーは、たいてい本名「アイスランド・ポピー」。
パステルカラーの微妙な色あいが多く、花びらの薄いのが特徴です。
そして、茎の曲線が美しい。
花びんいっぱいに生けられた、ポピーの茎の動きは、まるで勢いのよい抽象画を見るよう。

和名は「ひなげし」。

野性的なおもしろさがあり、夜になると、妖しい魅力が加わります。
花に毒はありませんが、実から、麻薬の阿片がとれる仲間も。
この種類は、栽培禁止になっています。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
快活でさっぱりした性格。
知性もあり、人にも親切なやさしい心の持ち主です。
いやなことをすぐ忘れられる。
そのさわやかさが人気の秘密。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月12日 菜の花

菜の花〈アブラナ科〉

☆花言葉――快活
「月の中には、菜の花が一ぱい、菜の花、菜の花…」
巽聖歌の詩の一節です。

クレヨンをぬりつぶしたような黄色ね、菜の花も、満月も。
どこまでも広がる菜の花畑の黄を目にすると、少しだけ気がくるっていきそうな、不思議な静けさを感じます。
菜の花は、春を連れてくる。食べられる花の、代表選手だから、スーパーでもよく見かけますよ。

菜の花や月は東に日は西に (蕪村)

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
暗闇をすみずみまで輝かせてしまいそうなほど、快活なあなた。
友達もいっぱいいます。
でも、笑顔の陰で少し疲れることもあるんですよね。
ときにはひとりの時間も大事にして。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月11日 アスパラガス

アスパラガス〈ユリ科〉

☆花言葉――変化がない
エメラルドに輝く、どっしり太いアスパラガス。
真珠色した、ふっくり柔らかなアスパラガス。
どちらもそれぞれおいしくて、ひとつはさくっとさわやかな味わい。
ひとつはくたっと口の中でとろけそう。
まるで二役を上手に演じわける俳優のような、アスパラガスの若い芽です。

花は薄緑で小さな釣り鐘の形。実は小さく赤い球形をしてる。
アスパラガスのある種類は、緑の針のような細かな葉が美しく、温室栽培され、花屋さんでも売られています。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
いやなことがあると、すぐ投げだしたくなるほう。
才能があるのにもったいない。
そのとき気持ちを無理にでも明るく持っていけば幸せに。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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