Hiroko Iwata のすべての投稿

5月23日

つるにちにち草〈キョウチクトウ科〉

☆花言葉――楽しい思い出
つるとつるが、しっかりからみ合い、毎日花ひらくので「つるにちにち草」。
フランスでは「魔女のスミレ」と呼ばれた。
月の満ちる夜、この草を採ると、傷やら狂気やらうらやましがり病……、
なんでも治してしまうのですって。
口に含むと、少しだけ苦い。

フック船長を知ってる?
ピーター・パンをつけねらう海賊。
でも、彼の目は、まるで「つるにちにち」の花のように、やわらかな青い色をしているそうよ。
人魚にささげられた花です。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
まだ思い出にひたる年ではありません。
「バカな子」と言われてもいいわ。
好きなことを全部しちゃおう。
それこそよい思い出となるのです。

岩田裕子

5月22日

ベゴニア〈シュウカイドウ科〉

☆花言葉――片思い・親切
花屋をいろどる少女タレント。
さまざまな色でかわいらしく、植木鉢の中にちょこんと住んでる。
亜熱帯に広く分布する多年草または小低木。
花の色は赤、白、桃、黄などが目につく。

多汁質の茎に、光沢のある大きな葉をつけているのが特色。
葉の裏は、しばしば赤や紫をおびる。
ブラジル産の四季咲きベゴニアなど約900種が知られている。
ベゴニアの名は、17世紀にサントドミンゴ島の総督だったベゴンの名から来ています。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
あなたは幸せを運ぶキユーピッド。
愛の妖精のようにかわいく、おしゃれのセンスもよいので、きっとすてきな相手に恵まれます。

岩田裕子

5月21日

クレマチス〈キンポウゲ科〉

☆花言葉――心の美しさ
つる性植物の中でも、優美な表情では、ピカ一。
全世界の温帯に、200種以上もあるという。
直径10センチほどの、ピアニストの指のように繊細な花が咲く。
ただしその4~8枚の花びらは、じつは萼片なのですって。
色は紫、白、ピンク、赤、青など。

人気のフランムラ種は、バニラのような甘い匂い。
白い星形の花が茎全体をおおっているので、まるで銀河全体から出る匂いを吸いこむようだとか。
花の種子が羽のようにふわふわしてる。
別名「おじいさんのほおひげ」。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
天性、純粋で無邪気。
あなたといると、それだけで楽しくなると周りの人は思っています。
のんびりやさん。
でも怠け心は破滅のもとよ。

岩田裕子

5月20日

ばら(白いつぼみ)〈バラ科〉

☆花言葉――少女時代
ばらの歴史は古く、美の女神ヴィーナスにささげられた花。
神話によると、海がヴィーナスを誕生させたとき、大地が対抗心を燃やし、同じくらい美しいばらの花を生み出したという。
エジプトの女王クレオパトラは、恋人アントニオをもてなすため、宮殿の床にぶ厚く、ばらの花びらを敷きつめた。
ローマ皇帝ネロは、宮殿の天井からローズウォーターをまき散らし、ばらをうかべたぶどう酒の風呂に入り、毎日ばら香油を体じゅうにぬったという。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
エスニックなおしゃれが似合う。
不思議な魅力をもってる人です。
少し大人っぽくて、まわりのみんなはまぶしそうに見つめてますよ。

岩田裕子

5月19日

藤〈マメ科〉

☆花言葉――恋に酔う
初夏の空は、少しだけ白を含んだエメラルド。
そこに藤色がくっきり目立つ。
かんざしのように棚からたれさがる藤の房。
そよ風が無邪気にたわむれるので、藤の花は恥ずかしげにちらちらゆれる。
その愛らしさは、私たちヤマトナデシコに似ているわ。
ひかえめで華やかで。

そんな人、日本にはいないって?昔はいたのよ。
藤壼というその姫君は、ふっくりと匂いたつように美しく、気高くも情熱的でした。
皇后となり義理の息子と恋をし、悩む。
その少年は光源氏。『源氏物語』のお話。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
おとなしそうなのに、情熱的なあなた。
おそらく激しい恋をするでしょう。
後悔しない自信があるなら、飛びこんで。

岩田裕子

5月18日

キャベツ〈アブラナ科〉

☆花言葉――利益
キャベツ畑でマクレガーさんに追い回されるのは、『ピーター・ラビット』。
キャベツと小うさぎは、なにかと縁がある。

つぎは、グリム童話。
ある少女がお母さんとキャベツ畑の真ん中に住んでいました。
そこへ小うさぎがやってきて、キャベツをみんなむしゃむしゃ食べてしまうのです。
女の子が追い払いに行くと、小うさぎは「しっぽにお乗り」といいます。
そのとおりにしたら、うさぎの家に連れていかれた。
結婚しようっていうの。
婚礼の料理は青キャベツ。
少女はあわてて逃げました。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
なかなかの努力家で、広い分野に才能をもっています。
ちょっと神経質な面もあり、ときには反抗的になるのが欠点。
友達に恵まれる人。

岩田裕子

5月17日

ひえんそう(ピンク)〈キンポウゲ科〉

☆花言葉――きまぐれ
ツバメが飛ぶ、と書いて、「飛燕草」。
鳥がふわりと空を飛ぶ、そんな軽やかな花の様子です。
英語名は、デルフィニウム、南ヨーロッパ産。高さは90センチほどで、青、紫、白、赤、ピンク、藤色の花を、いくつかふさのように咲かせる。
日本には、明治初期、渡来しました。

イギリスの庭では、ごくありふれた植物で、『くまのプーさん』の作者、A・A・ミルンは、こんな詩を書いている。
ネムリネズミがびょうきになった
ねているベッドは
青いヒエンソウ赤いゼラニウム

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
トラブルに巻きこまれやすいのは、あなた自身、そういうのがけっこう好きだからかも。
気まぐれで魅力的な人。
明るい笑顔がすてき。

岩田裕子

5月16日

ガーベラ(オレンジ)〈キク科〉

☆花言葉――神秘
ガーベラの美しい色に思わず息をのんでしまう。
赤も黄もピンクもオレンジも、絵の具をチューブからしぼり出し、そのままぬりたくったような、純粋な色。

太い茎の上にすっくと首をのばし、昔の女優オードリー・ヘプバーンみたいにキュートでおしゃれな印象です。
それもそのはず。
南アフリカの素朴な野草だったガーベラが、ヨーロッパで改良され、今のような大輪の花に生まれかわったのが、1960年代。
オードリーが活躍してたのと、ちょうど同じころなのですから。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
屈託のない明るさが魅力。
一本気ですから、よく周囲と意見が対立するけど、けっきょくは仲よくなれる人。
恋愛運は、遅咲きのほう。

岩田裕子

5月15日

カーネーション(赤)〈ナデシコ科〉

☆花言葉――あなたの恋を信じる
ちりちりの花びら。
フリルいっぱいのミニスカートみたいに、元気でかわいいカーネーション。

こんな神話があります。
美しい芸術家ソクニスは、ローマのすぐれた冠作りで、詩人や画家たちから多くの注文を受けていました。
彼女は才能があるだけでなく、やさしい性格で、いつも神の祭壇を品よく飾りたてていたのです。
ところが、殺されてしまった。
同業者にねたまれて。
太陽の神アポロンが彼女を哀れに思い、カーネーションの花に変身させたという。
学名「ダイアンサス」は神の花の意味。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
才能豊かで、話し上手。
必ず成功する人ですが、恋愛では拒絶にあいやすいようです。
八方美人と誤解されて。
まごころを伝えましょう。

岩田裕子

5月14日

ペチュニア〈ナス科〉

☆花言葉――恋のじゃまもの
記録に最初にあらわれるペチュニア。
白い花びらの、芳香がある、夜ひらく花です。
フランス人伝道師がブラジルで見つけ、パリに送ったといいます。
19世紀のこと。
その後、あれこれ改良され、今のペチュニアとなりました。

色は白のほか、赤、紫、ピンク、しぼりとカラフル。花屋の常連ともいえるほど、よく見かけるかわいい花です。
日本名は、ツクバネアサガオ。
朝顔に似てる。
「つく羽根」は、ガクの形からという。
八重咲きのは華やか。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
おおらかさのなかに、凛とした信念を感じさせるあなた。
感受性が豊かで、たくさん恋をしそう。
やきもちやきにじゃまされないよう。

岩田裕子