8月16日 ヘリオトロープ

ヘリオトロープ〈ムラサキ科〉

☆花言葉――愛よ永遠なれ
南米ペルーから世界に広がった。すみれ色の1センチに満たない花を、いっぱい茎に群らがらせています。
その武器は、甘い香り。この花の成分から、ヘリオトロープという名の、香水も生まれました。
どんな香りか、さまざまにたとえられてる。水仙に似てる。バニラ、チェリー・パイにそっくりという意見もあります。
ヨーロッパに伝わったのは、18世紀半ばで、当時はフランスで「恋の草」、ドイツで「神様の草」と呼ばれたとか。

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素直になれずに、恋のチヤンスを逃がしてしまうことも。さあ、熱い気持ちを無視しないで。すてきな子がいたら、友達から始めてみては。

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岩田裕子

8月15日 マリゴールド

マリゴールド〈キク科〉

☆花言葉――可憐な愛情
「朝早くマリゴールドをよく見ておくと、その日1日じゅう“熱病”から守ってくれる」
14世紀の薬草の本に、そう書いてあった。マリゴールドは、薬草だったのです。
別の使用法――この花で髪を黄色に染める人もいたとか。「神様が与えてくれた自然の色ほど満足のいく色ではないが」と、これも本に書かれていた。
食料にするマリゴールドは、一重の花びら。八重咲きは装飾用で、昔は安かったのだとか。今はこちらが人気。
「夏の花嫁」の名もある。

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哀愁をおびた瞳。可憐で、小鹿みたい。人にだまされやすく、嫉妬心が旺盛。悲しんでばかりいると、幸せの来るのが遅くなるわ。

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岩田裕子

8月14日 ストレリチア

ストレリチア〈バショウ科〉

☆花言葉――恋する伊達男
この花の目立ち方は、小学生の中にひとりお相撲さんが混じったよう。花の展覧会場のまん中あたりで、いつもその派手な姿を誇っています。
オレンジの花びらに冴えたブルーのめしべ。その様子は、きれいな色味の南国の鳥が大きく首をのばしてるみたい。だからか、日本名は「極楽鳥花」。
花展では、たいてい凝った生け方。でもシンプルにさしたほうが、ストレリチアののびやかな魅力が、生かせるような気がするけど。

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恋に命がけ。想われることも多く、それだけ洗練されているのです。夢中になると何をしでかすかわからない。波瀾万丈の一生になります。

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岩田裕子

8月13日 ライ麦

ライ麦〈イネ科〉

☆花言葉――変わりやすい気質
主人公は、16歳の少年ホールデン・コールフィールド。彼が何度めかの高校中退を決意するところから、この物語は始まるのです。
アメリカの作家、サリンジャーの名作『ライ麦畑でつかまえて』。
無理解な大人たち。友人はみんな鈍感。味方は、おませな妹フィービーだけ。ライ麦畑は、ホールデンがいつまでも遊んでいたい、子どもの世界の象徴なのかもしれません。
ライ麦は、おいしい黒パンの原料。ポーランド、ドイツなどが産地です。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
あなたの人気は、人に愛されるテクニックが上手なところから来ています。天性、魅力的。でも愛するテクニックもみがきましょうね。

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岩田裕子

8月12日 ハイビスカス

ハイビスカス〈アオイ科〉

☆花言葉――つねに新しい美
バリ島に旅行したときのこと。この白い花をプレゼントされました。髪に飾るのだよ、と。この国では、男性も正装するとき、ハイビスカスを髪に飾るのです。短い髪にはささらないので、耳にはさむようにして。
神さまにささげる花でもあります。その品種3千以上といわれる。ハワイアン・ハイビスカスは、ハワイの州花。
それにしても南の国の人って、どうしてあれほど明るく親切なのでしょう。おおらかに情熱的に咲くハイビスカスの雰囲気そのまま。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
おしゃれのセンスがあって、感覚のするどい人。個性的なあなたは、いつもみんなの注目の的です。お似合いの彼があなたを見つめてるわ。

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岩田裕子

8月11日 けし(白)

けし(白)〈けし科〉

☆花言葉――忘却
けしの伝説は、毒の香り。
山奥の洞窟に、ピエプノスという眠りの神が住んでいます。その宮殿の庭には、おびただしい数のけしが咲き乱れている。
地上に闇が訪れると、眠りの神は花をつかみとり、つかみとってはまきちらして、すべての生き物を、林を、風を、眠らせてしまうという。なんて美しい夜の景色!
実際に、眠気を誘う香りなのです。阿片(麻薬)の原料なので、日本をはじめ多くの国で栽培を禁止されている。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
不思議な魅力のある人。そのミステリアスな雰囲気にドキドキしている異性は多いはずです。でもあなた自身は誰を好きなの?自分の気持ちを忘れてはいけません。

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岩田裕子

8月10日 アンスリウム

アンスリウム〈サトイモ科〉

☆花言葉――煩悩
ひとめ見たら、絶対忘れないわ。うちわにも似た赤い花びらは、まるで革製のように、光沢を見せている。
でも、じつは花びらではなく、「苞」と呼ばれる部分だとか。まんなかに黄色くのびてるバナナみたいなの……、あれが花なのです。
ベニウチワの名があるのは、その見た目から。英名は、「フラミンゴ・プラント」。フラミンゴの体の色に似てるから?ピンクの花もあるのです。
そのハート形から、ヨーロッパではバレンタインに贈られる花。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
情熱的な恋をしそう。今もひとりであれこれ夢見てるのではないですか。恋人が本当に現れたとき、練習の成果がきっと実を結ぶわ。

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岩田裕子

8月9日 白ゆり

白ゆり〈ユリ科〉

☆花言葉――純潔
日本は、初夏から長く山野に咲き、種類も多いので、ゆりの王国とも呼ばれているのです。
真夏のじりじりやけつくような暑さと、降るようなセミの声と、うっとうしいほどの草木の中にあって、ゆりの花は、ひとり涼しげにスラリと立っている。
かけ声をかけたくなるほどのカッコよさ!
中世ヨーロッパでとくに好まれ、キリスト教美術では、よく天使が手にしている。ことに白ゆりは、その純潔のイメージから聖母マリアの花とされる。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
無垢の美しさを持つあなた。クラスのマドンナ的存在です。ところがあなた自身は、甘美な陶酔の世界にあこがれてる。そっちは危険よ。

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岩田裕子

8月8日 よもぎ

よもぎ〈キク科〉

☆花言葉――たのしい旅
ギリシア神話では、女神アルテミスにささげられた。スコットランドでは、人魚に愛された草。
旅人の疲れをいやす薬草。ローマ時代には、この草を身につけていると、野獣を避け、日射病にかからず、雷を避け、毒を消すとされた。
中世の旅人は、この草を持ち歩き、しぼってジュースを飲み、草をブタの脂とまぜて足全体に塗ったという。すーっと肌に心地よい、薬草なのです。
ジュースは、きっとおいしかったのでしょう。だって、春の草もち。よもぎで作ったあの和菓子は最高の味!

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
人の気持ちがわからない人。これまで何度、仲よくしたがってる人を遠ざけてきたことか。旅は道づれ。人生もね。まわりを見回してみて。

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岩田裕子

8月7日 さるすべり

さるすべり〈ミソハギ科〉

☆花言葉――雄弁
木肌がなめらかで、猿もすべる。それで、この名がつきました。漢字では「百日紅」。紅、そして白の花が百日も咲きつづけるからですって。
ある娘が竜神のいけにえにされたのを、通りがかった王子が救出した。2人は愛を誓ったけど、王子は「必ず戻る」といって去っていった。娘は待ちこがれて死んでしまう。百日目に戻ってきた王子が嘆き悲しむと、墓からこの木が生えたという。朝鮮の伝説。
「笑いの木」と呼ばれるのは、枝先が細く、ちょっとふれても花がゆれるため。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
おしゃべり上手で明るく、元気。話題も豊富なため、まわりを陽気にもりあげちゃいます。少し気分屋だけど、それもかわいらしいのよね。

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岩田裕子