03月10日

月桂樹〈クスノキ科〉

☆花言葉――勝利
古代から人びとの気をひく樹木でした。
常緑で、大きな緑の葉をあおあおと茂らせ美しく、よい香りがするからです。
春先、明るい黄の花を咲かせる。

古代ギリシアでは、太陽神アポロンの木として、ことに愛され、宴会の最中、月桂樹の冠を渡されたものは詩を唱える、という遊びが流行していた。
予言力がつくとされ、アポロン神殿の巫女たちは、この葉をかんで未来をうらなったという。

そして中世。教会では、クリスマスの妖精を迎えるため、この葉を飾った。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
知識と才能があり、行動力も旺盛。
思いやりの心も豊喜ですが、プライドが高いので、そのため人の心を傷つけることがあるかもしれません。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月09日

かすみ草〈ナデシコ科〉

☆花言葉――切なる喜び
天国にふる雪でしょうか、それともエンジェルの大好きな雲の綿菓子?
霞草には、ファンタジックな連想がよく似合う。
遠くから眺めると、ふあっと霞がかったよう。
だから霞草。

英語名は「赤ちゃんの吐息」。
世界じゅうの赤ちゃんの小さな吐息が、夜の間に空にのぼり、この白い花となって、地上に戻ってくるのです。
そんな気がする。

中央アジア、カフカスの原産とか。
遊牧民の行き来する土地。か弱く見えて、意外と野性的な霞草。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
コケティッシュな魅力があり、会話のセンスのよい人です。
ファッション感覚も抜群。好き嫌いが激しいので、友達は限られる。
それでいいのです。
妥協することはありません。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月08日

みやこわすれ〈キク科〉

☆花言葉――しばしの憩い
佐渡に流された順徳天皇が、この紫の花の可憐さに目をとめ、都の栄華を忘れさせてくれるといった。
それで「都忘れ」との説があります。
鎌倉時代の出来事。

ただし、この花の名の生まれたのは、江戸時代だという説もある。
だとしたら、このエピソードは、誰かの作り話かもしれません。

一重の細い花びらをパッと驚いたように見開いている。
夜空を色どる、すみれ色の花火みたい。
正確な名は「ノシュンギク」。
高さ30㎝ほどの茎に、紫のほか、ローズ色、白などの花が咲く。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
夢見るのが好き。
想像力の豊かな人です。
これからは勇気をもって、思いを実現させてみませんか。
2、3年後にはきっとうまくいきます。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月07日

すげ〈カヤツリグサ科〉

☆花言葉――自重
やわらかな長い葉っぱを、優美に風にゆらしているすげ。
その花は葉と同じ緑で、つつましやかな花穂状になっている。
それぞれ雌雄の別があって、同じ茎に両方咲きます。
全体が明るい緑色の種類はあおすげ。
日本のほか、朝鮮半島、インド、オーストラリアなどの丘の草地に生える。

くさすげは、葉がやわらかく、山野や林の中によく見られます。
ひかげすげは、葉がとくに密集して生え、日かげにはえるすげ。
葉が糸のように細いのは、いとすげ。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
積極的な性格。
会話上手で、みんなに好かれます。
反面、好き嫌いの激しいところがあり、ケンカになりやすい。
好きな人にはがまんも必要。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月06日

いちご〈バラ科〉

☆花言葉――先見の明
北欧神話によると、いちごは、女神フリッカの果物でした。
フリッカは、神がみの王オーディンの妃。
女神の中でもいちばん美しく、雲と空と青春、そして、愛と死をも司っている。
鷹の翼をもって空を飛び、猫にひかせた2輪車にのって、地上を走り回ったという。
この女神は、小さな子が亡くなると、いちごの中にその魂をかくし、天国へ運び出すのですって。

花は、白い色。この花で編んだ冠は、眼病に効くという伝説があります。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
周囲からちやほやされやすく、受身の人生を送ることに。
あなたには、先を見ぬく賢さがあるのです。
甘えず、自分で道を決めましょう。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月05日

すみれ(紫)〈スミレ科〉

☆花言葉――ひかえめ
あるとき女神ヴィーナスが、美しい乙女たちの踊っているのを見て、息子のキューピッドに「私とどちらがきれい?」とたずねました。
キューピッドは「乙女たち!」と答えた
ヴィーナスは怒って、彼女たちを顔が紫色になるまでなぐったという。
キューピッドがかわいそうに思い、彼女たちを紫のすみれの花に変えたのだとか。

イギリスでは、3月の花。
ドイツの詩人は「この弱よわしい少女のような花は、旅人たちにその香りであいさつしてる」と語っている。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
ひかえめで上品な雰囲気。
あなたの清らかさに魅かれる人はいっぱいです。
ところがあなたは悪い子になりたがってる。
無理するのはやめて。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月04日

プリムラ(赤)〈サクラソウ科〉

☆花言葉――青春の悲しみ
プリムラは、西洋さくら草。
日本さくら草に比べ、花びらが丸く、色もくっきりとにぎやかな印象です。
ポリアンサ、シネンシスなど全世界に約550種ある。

古代ギリシアにパラリソスという青年がいた。
メリセルタと呼ぶ美しい恋人と、結婚する日を楽しみにしていました。
ところが、娘は病気で世を去る。
嘆きつづけるパラリソス。
ついには傷心のため、あとを追って死んでしまいました。
神がこれを哀れみ、パラリソスをプリムラにかえて、娘の墓のそばに咲かせたという。
ギリシア神話。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
人がどう感じてるかを敏感に察知する能力があります。
恋をしても、相手の気持ちがわかりすぎて引いてしまう。
ときには情熱的に。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月03日

もも〈バラ科〉

☆花言葉――恋のどれい
濃い桃色の丸い花びら。
いく枚も重ねて、匂いたつような春の美少女ぶりです。
どこか人をまどわすような、幻想世界の樹木。

中国の伝説です。
ある男が道に迷い、渓流をさかのぼると、春霞のような桃園につき当たった。
どこからともなく花のような美人が現れ、ムコになってほしいというのです。
男は幸せでした。
でもあるとき故郷をなつかしく思い、戻ると、200年がたっていた。

孫悟空は天帝の桃を食べて怒りを買い、地上に落とされました。
『西遊記』より

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
表情ゆたかでことば巧み。
個性的なあなたは、どこでも注目の的。
理論より感情で動くから、ときどき大失敗。
そんなところも魅力的ね。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月02日

つるにちにち草〈キョウチクトウ科〉

☆花言葉――楽しき思い出
フランスの少女小説に『青い麦』というのがあります。
16歳のフィリップと15歳のヴァンカの間のほのかにゆれる恋心。
ヴァンカの瞳の色が、にちにち草の青なのです。
吸いこまれそうなほどの深い青。
別名「魔女のすみれ」というように。

この草には、不思議がいっぱい。
男と女が、たったふたりでこの葉を食べると、愛が生まれるという。
月の満ちる夜、この花を摘むと、狂気を治すともいわれます。
アングロサクソン人の間では、へびの毒を消す草でもある。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
初恋の思い出を一生持ち続けるロマンチスト。
大人になって後悔しないように、ステキな恋をしてください。
“今”は二度と来ないのです。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月01日

ひなぎく(ピンク)〈キク科〉

☆花言葉――明朗
淡いピンクの花びらに、黄のめしべをひょんとのぞかせ、かわいいひなぎく。
それなのに、北欧では、農民を手こずらせる罪な雑草なのです。

あるひなぎくが、カゴの中のひばりに恋をした。
その飼料となって、彼をなぐさめようとする。
しばらくして、鳥は死んだ。
手厚く葬られるヒバリに比べ、やさしい恋人のひなぎくは、「じゃまな雑草」と道端に捨てられてしまう。
アンデルセンの童話です。

聖母の涙から生まれたとされ、「マリアのかわいい花」の名もある。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
天使のように明るく無邪気。
うそつきにかんたんにだまされてしまう。
もう少し疑うことをしないと、天使の羽もそのうちボロボロに。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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