チューリップ(赤)〈ユリ科〉
花言葉――恋の告白
ローマ神話。その美少女は、チューリップといった。白い肌に、さんごのくちびる。金色の髪が風にたわむれ、あたりによい香りをただよわせている。秋の神ヴェルツールが、彼女の美に理性を失った。追いかけ、逃げられ、いつまでたってもつかまえられない。
業を煮やした秋の神が、どんな手段を使っても! と決心したとき、娘の姿がゆうらりとゆれ、もやのように色うすくなったかと思うと…… 1輪の赤いチューリップが、風にゆれていたのです。
月の女神ダイアナの魔法!
花うらない(この日がお誕生日の方へ)
夕日が沈み、流れ星が輝き落ち、また夜明けがくるように、恋をくり返す運命。あなたは果敢に思いを告白し、愛に飛びこんでいく人です。
岩田裕子