03月31日 つげ

つげ〈ツゲ科〉

☆花言葉――禁欲
3~4月、淡い黄色の小花を咲かせる。
萼片4枚の、つつましやかな花です。
つげの木は堅く、緻密。有名な、くしの材料です。
「つげのくし」といえば、昔の娘のブランド品。
ほかに印材や三味線のバチ、そろばんの珠にもなっている。

西洋でも同じで、くしのほか、ステッキ、スプーン、チェスのコマ、くるみ割りにも使われました。
また、つげの小枝は聖燭節(2月2日)から、復活祭の前日まで教会や家に飾られる。
そんな風習もありました。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
クールで、非常にしっかりしたタイプ。
ものごとを理路整然と考える力があり、誘惑にも負けません。
あなたと相性のよいのは頭のいい人。

岩田裕子

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03月30日 すもも

すもも〈バラ科〉

☆花言葉――忠実
すっぱい桃だから、「すもも」。
また、細かな毛のない桃の意味もあります。
花は、ほっそりとした5枚の花びらで、白。
節ごとに、2~3の花がかたまって咲く。

中国には、すももの伝説がたくさんあります。
有名な思想家、老子の母は、彼をみごもり、出産するまでの81年間、すももの木の下にいたといいます。

ある人が眠りにつき、すももの花が集まって、天上に舞いのぼる夢を見た。
不思議に思って、庭のすももの木を見にいくと、咲きほこっていた花は、すでに散り終えてしまっていた。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
幸運の星の下に生まれたような人。
ただし、目的をもって意志を強く持ち、まじめに毎日を過ごさなければ、せっかくのつきも逃げちゃう。

岩田裕子

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03月29日 サボテン

サボテン〈サボテン科〉

☆花言葉――燃える心
昔、この植物が渡来したとき、せっけんがわりにした。
それでシャボンからサボテンの名になったといいます。

アメリカ大陸の熱帯から亜熱帯にわたる乾燥地帯に生えてる。
メキシコが主産地で、テキーラはサボテンでつくった、メキシコ名物のお酒なのです。
サボテンをヨーロッパに持ち帰ったのは、コロンブスの率いた、第2次探険隊ですって。
その後、江戸時代にオランダ船が、日本へ持ちこみました。

黄やオレンジ、赤の花が咲き、美しい。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
見た目は内気。
でも心の底には燃える情熱がたぎっています。
好きなことにぶつけて。
サボテンの花にも似たあでやかな未来が開ける。

岩田裕子

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03月28日 こでまり

こでまり〈バラ科〉

☆花言葉――努力する
白い花がまーるくかたまって咲くのを、小さな手まりに見たてました。
それで「小手毬」。

春らんまんの季節、まっ白いこの花が、いくつも丸く乱れ咲くようすは、ポンポンと、どこからかまりをつく音が聞こえそうなほど、明るい雰囲気。
濃い緑の葉との対照も美しく、気分が華やいでくる。
枝はよく曲がり、細くたれさがって、その先にも、白いまりが重たげに咲いているのが、ほほえましい感じ。

もともとは中国生まれで、江戸時代に渡来しました。別名「だんご花」。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
まわりに影響されずに、思ったことを着実に成しとげていく人。
ひとりで何でもできてしまうのです。
その長所を知らない人が多いのは残念。

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岩田裕子

03月27日 ガーベラ

ガーベラ〈キク科〉

☆花言葉――神秘
最近、人気が集まっている。
だって、現代の女の子みたいだもん。
おしゃれで華やか。
だけどシンプルで甘ったるくはなく、茎が太くてすきっと強そうです。
こんな雰囲気のドレスが着たい。
赤、オレンジ、黄、ピンク、白……、真昼の青空に、一瞬浮かぶ、花火のあでやかさに似ています。

切り花のガーベラはオブジェみたいに都会的なのに、鉢植えのガーベラは野性的でたくましいの。
そんな二面性が神秘的な、ガーベラ。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
機知にあふれた会話。
いつも明るくて、でも秘密をいっぱい持ってそうな……。
ひとことで言えばチャーミングなあなた。
恋に向いてる。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月26日 いばら

いばら〈バラ科〉

☆花言葉――厳しさ
『眠れる森の美女』オーロラ姫。
彼女が眠りについたとき、城そのものも眠りについた。
周囲は深いいばらの森にかこまれ誰も城に近づけません。

百年後、ひとりの王子がやってきた。
剣でいばらを切りはらい、姫を永遠の夢の国から救い出したのです。
いばらのとげは痛いけど、それに耐えられた人だけが幸せを手にできる。

北欧神話でも眠りと関係があり、神の娘ブリュンヒルデが父にそむいたとき、父神はいばらのとげを刺して眠らせた。
救い出したのは、若き英雄。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
自分にきびしく、なかなかの努力家。
頭がよく、物事を深く考えるほうですね。
人はあなたを変わり者と思ってるかも。
必ず成功する人よ。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月25日 まんさく

まんさく〈マンサク科〉

☆花言葉――霊感
表情のおもしろい花。
花の色は金色で、短いひもを束ねたみたい。
微妙に曲がった針金のようでもあって、見ていてあきないのです。
葉はヒシガタで、ぶ厚く、ふちにギザギザが。
でも花のころには、まだ葉はありません。

「満作」と書きます。
枝いっぱいに花が咲くので、豊年満作をイメージしてつけられました。
また早春、まっさきに咲く花なので、まんさくになった、という説も。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
赤ちゃんのように純粋。
だから直感的によいものとわるいものを見分ける力を持っています。
自分自身の安全基準を信じてください。
うまいことばにのせられると、大変な目に。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月24日 にわなずな

にわなずな〈アブラナ科〉

☆花言葉――優美
学名は「スイート・アリッサム」。
狂気をとめる、という意味です。
イギリスではそれがそのまま呼び名になっています。
日本では、なずなに似ているので、にわなずな。
海辺の岩場によく咲くので、フランスでは「岩のアリッス」と呼んでいる。

高さは10~20センチで、白または紫の、芳香を放つ小さな花を、葉が見えなくなるほど咲かせます。
そのようすから、白い花には「銀の花かご」とのフランス名もあります。
ヨーロッパでは、花壇の彩り。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんの名前、知ってる?
あなたの家系は、代だい優雅な美しさがあるのです。
そんなふうにふるまって。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月23日 らん

らん〈ラン科〉

☆花言葉――魔力
19世紀フランスの作家、ユイスマンスによると、らんは「暖房のガラスの宮殿の中に住んでいる、植物界の女王」ということになる。
あまりに高貴な血統、繊細できゃしゃなので、ちょっとした寒さにもふるえてしまい、温室で栽培されているというのです。

これほど高雅、しかも悪魔的な魅力にあふれているので、ヨーロッパでは、数かずの芸術作品に登場している。
『幸福の王子』の作者オスカー・ワイルドも、らんの熱烈な愛好者でした。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
愛の勝利者は、必ずあなた。
もてるというわけではないのに、好きになった相手は、百発百中自分のものにしてしまいます。
魔力でしょう。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月22日 ヒアシンス

ヒアシンス(紫)〈ユリ科〉

☆花言葉――私は悲しい
美少年ヒュアキントスをめぐる三角関係。
彼を愛しているのは、太陽神アポロンと西風の神ゼフュロス。
でも少年は、移り気な西風よりも、雄々しい太陽神のほうにひかれかけていた。

ある日、ヒュアキントスはアポロンに誘われて、円盤投げに夢中になる。
ゼフュロスはやきもちをやき、飛んでいる円盤にここぞとばかり大風をふきつけ、少年のおでこにぶつけました。
どくどくと血が流れて、ヒュアキントスは死んでしまう。
血だまりの中から、美しい紫の花が。

ヒヤシンスです。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
淋しがりやではありませんか。
ついつい甘えてしまうほうですね。
そんなあなたをかわいいと思う人は多いはずです。
でも甘えすぎないで。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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