カテゴリー: 07月の花

プラム〈バラ科〉 ☆花言葉――独立 西洋すもも。 小説『プラムクリークの土手で』の中では、主人公ローラが姉さんのメアリーとプラムつみに出かけます。野生のプラムの木の茂みには、細くてかたい枝がこみあい、そこに皮うすく、みず… 続きを読む 7月21日　プラム

ひまわり（小輪）〈キク科〉 ☆花言葉――光輝 ヨーロッパには、広大なひまわり畑があるのです。左も右もどちらを向いても、風に吹かれる、一面の濃い黄色。ほんの数本しかまとめて見られない日本のひまわりと、その雰囲気のちがいに驚… 続きを読む 7月20日　ひまわり（小輪）

ミモザ〈マメ科〉 ☆花言葉――感じやすい心 早春、花屋さんの店先を、まるで１万個の豆電球を点灯したみたいに、明るく輝かせるミモザ。 あの黄色には、まいってしまう。黄の細かな花の粒が、ミツバチのように枝にすずなりになってい… 続きを読む 7月19日　ミモザ

朝鮮あさがお〈ナス科〉 ☆花言葉――変装 朝顔なのだけど、かなり大きい。新宿御苑の温室で見たとき、びっくりしました。午後だったので、もうしぼんでたけど。この花は夕方に咲き、翌日の昼までの命なのです。香りよく、色は白か紫。… 続きを読む 7月18日　朝鮮あさがお

ふうりん草〈キキョウ科〉 ☆花言葉――感謝 ギリシア神話。宵の明星ヘスペロスの娘カンパニュールは、金のリンゴがなるオリュンポスの果樹園の見張りをしていた。 ある夜、盗賊が入る。少女は、それに気づき、手にしていた銀の鐘を、… 続きを読む 7月17日　ふうりん草

ナナカマド〈バラ科〉 ☆花言葉――用心 ウクライナの首都キエフを旅行したとき（当時はソ連でした）、印象的だった、ふたつ。 ひとつは、小学生くらいの少女たちのかわいらしかったこと。色白で目がくりっとして、頭には顔と同じくら… 続きを読む 7月16日　ナナカマド

ミント〈シソ科〉 ☆花言葉――もう一度愛して どんなにおとなしい人も、ミントの根をかむと、けんかっ早くなるという伝説があります。だけど、葉っぱをミントティーにして飲むと、すーっとさわやかな気分になれる。 ギリシアの哲学者… 続きを読む 7月15日　ミント

すいれん（白）〈スイレン科〉 ☆花言葉――信仰 あの絶妙な色にひかれます。青、赤、白、そして２色が絶妙に混ざりあったの、それから黄もある。 エジプトでは、太陽神ラーにささげられ、壁画にも描かれています。ラムセス２世の墓か… 続きを読む 7月14日　すいれん（白）

マツヨイグサ〈アカバナ科〉 ☆花言葉――魔法 もうひとつの名前があります。 待てどくらせど来ぬ人の宵待草のやるせなさ（竹久夢二） 夕方を待って咲くから、「宵待草」。人を待つ心細い気持ちのように、はかなげに黄色くふるえてい… 続きを読む 7月13日　マツヨイグサ

とらのお〈ゴマノハグサ科〉 ☆花言葉――達成 小花を集めた花穂が、虎のしっぽに似てる。だから、「虎の尾」。英名はヴェロニカですが、これは聖母の名前なのです。写真家と画家の守護神。 「るりとらのお」は、目のさめるような美し… 続きを読む 7月12日　とらのお