12月31日 モミ

モミ〈マツ科〉

☆花言葉――向上心
昔、ドイツの山岳地方で祝われたお祭り。
モミの木に、花や卵やあれこれ飾りつけ、ろうそくをつるして、火をつける。
その周りを娘たちが、歌い踊るのです。
木の枝に住む小人たちがこれを喜び、村に幸せをもたらしてくれるのだとか。
クリスマス・ツリーの起源。

北欧では、森の王と呼ばれる。
ロシアのきこりは、この木を切らない。
嵐で倒れた木は、教会へ寄付するという。
大切にされすぎ?
アンデルセンの童話『モミの木』は、いつも不満だらけの、わがままモミの木が主人公です。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
もっと高くそびえたい。向上心のかたまりのような人。
リーダーシップを求められます。
人より努力しているから、きっと成功するわ。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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12月30日 クロッカス(紫)

クロッカス(紫)〈アヤメ科〉

☆花言葉――切望
秋咲くクロッカス。
この花には、春生まれと秋の生まれの、ふたつのタイプがあるのです。

アルプス山麓の古狼が、猟師ライネルの一人息子、美男のクローカスをさらって、自分の娘と結婚させた。
狼娘はまえから彼に恋こがれていたのです。
悲嘆にくれる父ライネル。
早く戻ってくるよう切望しているのに、息子は帰ってきませんでした。
彼の涙が雪の上にこぼれ、紫の可憐な花が咲いた。
この花が、クロッカス。

ギリシア神話では生命と死を司る女神ヘカテの花とされている。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
愛し、愛され、燃えつきる――そんな情熱的な愛を願っているのですね。
願いは実現しますよ。さあ、積極的に行動しましょう。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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12月29日 のこぎりそう

のこぎりそう〈キク科〉

☆花言葉――悲嘆のなぐさめ
葉のギザギザがのこぎりの刃に似てる。
学名の「アキレア」は、この草の葉がギリシア神話の英雄アキレウスの持っていた、魔法の槍に似ているところから来ています。この槍についたサビをぬると、どんな傷でも治ってしまうといわれているのです。

一般には「カロウ」と呼ばれ、やはり薬草です。
ちょっとした切傷ならこの葉を細かく刻み、ガーゼなどでしぼった汁をぬると、たちまち治ってしまうとか。
白かピンクの細かな花を、パラソル状に咲かせている。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
何でも練習なしで、できる。それなのに知ったかぶりせす、謙虚な人柄です。
やさしくて、なぐさめ上手。友達に恵まれた人生を送ります。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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12月28日 ぶどう

ぶどう〈ブドウ科〉

☆花言葉――慈善
この世の最初のぶどうは、酒の神バッカスが植えたのですって。
それを『旧約聖書』に出てくるノアが、ぶどう畑に作りあげました。
彼は自家製のぶどう酒に酔っぱらい、テントの中でぐうぐう寝てしまった。
これが、史上初の「酔っぱらい」なのだとか。

日本へは、原産地である西アジアから中国を経由して伝えられました。
ペルシアの商人か中国の僧侶か、それとも遺唐使の帰る船とともに、渡ってきたのかもしれません。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
恵まれない人がいると、涙がこぼれてきませんか。
あなたのやさしさは心の底からのものです。
でもがまんばかりせず、自分も大切にして。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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12月27日 しょうが

しょうが〈ショウガ科〉

☆花言葉――無駄なこと
『ヘンゼルとグレーテル』が迷いこんだ「お菓子の家」。
じつは、ジンジャーブレッドでできてたんですって。
しょうが入りのお菓子のことです。

小麦粉やオートミール、牛乳、バター、そして粉にしたしょうがを加えて作ります。
いかにもイギリスらしい、素朴な味。

インド原産。夏から秋、香りのよい白い花をいっぱい咲かせる。
スーパーの野菜コーナーで売っているしょうがは、根っこの部分です。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
手芸が上手。手先が器用なのですね。
将来はワープロ、パソコンを使いこなし、有能と評価されます。
恋愛も仕事も充実し、心ゆくまで好きなことのできる人生です。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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12月26日 オリーブ

オリーブ〈モクセイ科〉

☆花言葉――平和
地中海沿岸では、神聖な木とされ、とても大切にされています。
ギリシア神話によると、知の女神アテナと海神ポセイドンが、ある都市を奪い合った。
アテナはオリーブを、ポセイドンは馬を人間に与えたのですが、神がみはオリーブのほうが役立つと判定し、その都市はアテナに与えられました。
それが、ギリシアの首都アテネ。

ケルト民族の木の暦によれば、12月24日から1月21日を表す。
その実は、けっこうくせになるおいしさです。初夏、黄色の小花を見せる。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
悩んでる人を見ると、そのままほうっておけません。
そのため、自分に余裕がなくなってしまうことも。
でも愛した分、きっと愛されます。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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12月25日 クリスマス・ローズ

クリスマス・ローズ〈キンポウゲ科〉

☆花言葉――追憶
一重のばらに似た、白い花。
ちょうどクリスマスのころ咲くので、この名になりました。
本物を見たことがない人も、きっとクリスマス・カードの絵の中で見かけたことがあるはず。

この花には、人を透明人間にする魔力があるといいます。
フランスでは、戦争中、敵兵に気づかれぬまま、敵陣を突破しようと、この花を乾燥させた粉をふりまきながら、走り過ぎたと伝えられている。
本当かな?

薬草でもあり、毒草でもある。少し使えば、狂気や憂うつを治すとか。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
いつか王子さまが……と夢を抱いている。
現実的でない分、神秘的な魅力があります。
見た目より子どもっぽいので、恋愛はもう少し先ね。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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12月24日 ヒイラギ

ヒイラギ〈モクセイ科〉

☆花言葉――先見
クリスマスの精を見たことがありますか。
スクルージじいさんは見たのです。
イヴの真夜中、わっはっはと笑いながらやってきた、陽気なクリスマスの精。
白い毛皮でふちどった緑のマントを着て、頭上には、きらめく氷柱を飾った、ヒイラギの花冠!
ディケンズの名作『クリスマス・キャロル』のワンシーンです。

ヒイラギとクリスマスは、縁が深い。
緑の葉は永遠の命を、赤い実はキリストの血を、トゲはキリストの受難を表す。
クリスマス・プディングには必ずヒイラギの葉っぱが飾られます。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
判断力にすぐれ、思いきって実行する勇気のある人。
相談を受けることが多いですね。
ときにはひとりになって自分の未来を考えよう。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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12月23日 やどり木

やどり木〈ヤドリギ科〉

☆花言葉――困難に勝つ
クリスマスの日、女の子がやどり木の下で男の子と出会ったら……。
キスを許さなくてはいけないのです。
北欧の風習。ドキドキしちゃう。

ドイツにも言い伝えがあります。
この枝を持って古い家に入りこむと、幽霊が顔を出すという。
ただし、クイズを出して「答えなさい」とつめよれば、消えてしまうとか。
こわくない幽霊ね。

真冬、厳しい寒さと雪に追われる森の精たちが、この木を避難場所にしている。
そんな伝説もあります。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
がまん強く、目標のためには、どんな困難にも耐えしのぶ。
あなたは栄光を手にする人です。
恋人が現れれば、性格にやわらかさがプラスされて、もっと魅力的になります。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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12月22日 ニワトコ

ニワトコ〈スイカズラ科〉

☆花言葉――熱心
落葉性の低木で、どんな土にもすみやかに育ちます。
白またはピンクの花びらからは油がとれ、実は果実酒に、幹はくしにもなります。
イギリス人の先祖にあたるケルト民族のカレンダーでは、13番目の月(11月25日~12月22日)を表す木です。

魔女と縁が深い。アイルランドの魔女は、ほうきの柄にこれを使う。
魔女が木に姿をかえるときは、ニワトコになるのだという。魔よけにもなります。

アンデルセンは、この白い花を「夏の緑のさなかに冬の雪のよう」と書いた。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
情熱的で、考えるより先に行動してしまうほう。
傷ついて泣くこともあるけど、すぐまたケロッとしています。
数奇な生涯を送れそうよ。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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