8月31日の花

むらさきしきぶ〈クマツヅラ科〉

☆花言葉――聡明
紫式部という人がいました。 平安時代の下級貴族の娘で『源氏物語』という、世界最古の長編小説を書いた。 質的にも驚くほど高く、彼女の才能は世界的に有名なのです。
その名をつけられた、むらさきしきぶ。こちらはひっそりと、めだたず、紫の小花を咲かせている。
ただし、その幹をお箸にすると、白くて美しいのだそうです。 ねばりがあって固く、なかなか折れない。
『源氏物語』も骨格のしっかりした小説で、そんなところが共通点かもしれません。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
知的好奇心が旺盛。異性ともクールにおつき合いします。頭がよく、いつも冷静な人。ときには感情におぼれてみるのも、新鮮よ。

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岩田裕子

8月30日の花

ダリア〈キク科〉

☆花言葉――移り気
華やかすぎて、気疲れしそう……。メキシコの国花なのです。陽気なイメージは、ラテンの血?
ナポレオンの皇后ジョゼフィーヌに愛されました。宮殿にはあらゆる品種が咲きほこり、満開の夏には、人びとを集めて園遊会を開きました。でも皇后は、たった1輪のダリアさえ、誰にもあげようとしませんでした。
侍女のひとりが園丁にわいろを贈り、球根をもらって花を咲かせた。ジョゼフィーヌは怒り狂い、侍女も園丁も解雇したうえ、ダリアへの興味もすっかりなくしてしまったそうです。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
いつも人に注目されてるあなた。愛されるのが好き。でも自分からも愛そうとしなければ、恋は実りません。移り気な人と思われています。

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岩田裕子

8月29日の花

ういきょう〈セリ科〉

☆花言葉――賞賛に値する
香りのよい草。フランスの美食家は、この葉で魚を包んでおく。身がしまり、葉の香りがうつるので。ベルモットなどのお酒、パンやお菓子、石けんなどにも、ういきょうの香料はひとしずく、ふたしずく含まれているのです。
英名はフェンネル。
茎の先に、かわいらしいレモン色の花が、パッと広がって咲く。
茴香のいろ、卵いろ「思い出」のいろ、好きな仔猫の眼の黄いろ
(北原白秋『黄色い春』)
春の黄色の代表です。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
しっかりしてて、いつも賛美のまと。でもときどき疲れるのは、背のびしてるからではないかしら。もう少し肩の力をぬいても大丈夫よ。

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岩田裕子

8月28日の花

すいか〈ウリ科〉

☆花言葉――どっしりしてる
カナダのスキー場で、すいかを食べたの。外は一面の銀世界。こごえて死ぬんじゃないかと思うほど。
でもホテルのレストランは春のようにあたたかで、マンゴやパパイヤといっしょにすいかの三角が並んでた。雪を見ながら食べるすいか。海をみながらと同じくらい、冷たくておいしかったよ。
熱帯アフリカ原産。古代エジプトでは、種子のほうを食べるために栽培されてたのですって。
日本へは明治の初めにアメリカから渡ってきたとか。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
親しみやすい人。年下の子にも好かれてるわね。つらいとき、まわりの人につんつんしてはだめ。あなたを頼りにしてる人は多いのだから。

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岩田裕子

8月27日の花

夕顔〈ウリ科〉

☆花言葉――夜
さる身分の高い男が、夕顔の咲く家の姫と恋をした。貧しい家に住む姫を連れ出し、豪華な別荘で一夜を過ごす。
ところが、闇の中に妖怪が現れるのです。夕顔の君は、あっけなく取り殺されてしまう……。男は、光源氏。平安時代の大傑作『源氏物語』の中のお話。
私は、夕顔の君が大好きなの。頼りなげで愛らしく、いたずらっぽくて、少し秘密めいている。花もそんな感じ。一重の白い花びらが、頼りなく、夕方になると、ひっそり花ひらきます。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
あなたは社交的でかわいらしい人気者です。性格は、少し受身的ね。気の強い誰かさんについつい押し切られがちでは?自分の意見はちゃんと言ったほうが幸せになれますよ。

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岩田裕子

8月26日の花

タイム〈シソ科〉

☆花言葉――活動
シェイクスピア『真夏の夜の夢』は、妖精が飛びかう不思議な恋物語。
この本の登場人物、妖精の女王タイターニアは、夜になると、タイムの咲き乱れる野原で踊り、そのままここで眠りにつくのです。妖精はタイムの香りがお気にいり。
そんなイギリスの言い伝えどおり。初夏に薄ピンクや冷たい白の小花をつける。
その香りが特徴で、葉っぱの部分は、お料理の風味づけに大活躍。シチューなどに入れて煮こむブーケガルニ(ハーブの束)の代表的な材料。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
多少人見知りですが、打ちとけてしまえば、快活なあなた。勝負運もなかなかのもので、試験では実力以上の力が出せます。

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岩田裕子

8月25日の花

月下美人〈サボテン科〉

☆花言葉――デリカシー
夜8時ごろ咲きそめ、午前3~4時には、夜明けを待たずに花びらをとじる。それで、月の下の美人。なかなか見られないのだけど、その美しさは伝説的。
白つばきに似た花のまわりに、月のつめたい光のような、ほっそりした飾りを重ね合わせている。花は大きく、直径20センチほどあり、華やかです。
名前も美しい。「月下香」「月来香」「夏水仙」……別名コンテストで優勝しそうね。
香りがよく、南フランスで栽培されてる。香水の原料だとか。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
あなたはエキゾチックな美人です。子どものころより大人になってのほうが人気が出そう。でも今勉強しておかないとステキになれません。

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岩田裕子

8月24日の花

しゅうめいぎく〈キンポウゲ科〉

☆花言葉――うすれゆく愛
ほっそりした、ピンクの花びら。少し、紫がかってる。めしべは黄色で、かわいらしいの。50センチほどの茎の先に、直径5~7センチくらいの、優美な、秋明菊。中国から伝来しました。
京都の貴船山付近に野生化しているのを発見されたので、「キフネギク」の名もあります。でも、本当は全国に咲いており、越前(福井県)では越前菊、加賀(石川県)では加賀菊と呼んでいる。
ヨーロッパにも早く紹介され、英語名は、ジャパニーズ・アネモネ。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
純情で品のよいあなた。でも下品で不良っぽい、もうひとりの自分も持っている。そこがかわいいのだけど、上品な雰囲気をこわさないで。

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岩田裕子

8月23日の花

アーモンド〈バラ科〉

☆花言葉――永久のやさしさ
原産地は西アジア、北アフリカ。そのせいか『アラビアンのナイト』にもよく登場する樹木です。花は春の雪のような白、そして、桜の花に似たピンク。
ある伝説。トロイ戦争の帰り、トラキアの海岸で難破した王子デモフィーンは、王女フィリスと恋におちる。でも王子は帰国せねばならず「必ず帰る」と約束して、故郷に戻ったのです。そこで別の娘を愛してしまう。
王女は、彼の帰りを待ちわび、悲嘆のあまり死んでしまう。神があわれみ、フィリスをアーモンドの木に変えたという。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
知性的で好奇心が旺盛。冷静で頭がよく、相手を批判しがちなところが欠点。クールな恋を楽しみます。ときには感情におぼれてみては。

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岩田裕子

8月22日の花

おしろいばな〈オシロイバナ科〉

☆花言葉――おくびょう
夕方美しく咲くので、「夕化粧」の粋な名も持っている。英語名は「フォー・オクロック」(午後4時)。ちょうど、この時刻に花ひらくからです。
夕方咲く花は、たいてい白か黄なのに、おしろい花は、白、黄のほか、赤やまだらがあるのは珍しい。
そして信じられないけれど、花びらに見えるのは、じつは萼なのですって。子どものころ、おままごとによくつんでいた。
黒い種をつぶすと、おしろいのような粉があるので、この名がついたということです。ペルー原産。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
芸術的な才能があり、優れたアーティストやクリエイターになれるかも。恋愛運もよいほう。頑固さだけ気をつければ、楽しい恋が始まる。

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岩田裕子