カテゴリー別アーカイブ: 02月の花たち

02月18日

トネリコ〈モクセイ科〉

☆花言葉――思慮分別
うっそうと葉をしげらせた姿が美しく「森のヴィーナス」と呼ばれています。
樹皮は銀灰色で、葉は羽根のように軽やか。
北欧神話によると、神がみがこの木に息をふきかけたら、男が生まれた。
ニレの木にもそうすると、女が生まれたのですって。

魔女は、この木の近くに住んでる。
落ちつくのかしら。
空飛ぶほうきはたいていトネリコ製。

この木の地下には竜が寝ている。
へびが絶対近よらない木ともいわれます。
海神ポセイドンにささげられ、海のお守りでもある。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
心くばりと積極性があなたの魅力。
バランス人間の典型です。
強烈な個性を持つ人とは合いません。
あなたには、ささえきれないでしょう。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

〇写真をご覧になりたい方はこちら

02月17日

ヒアシンス〈ユリ科〉

☆花言葉――しとやかな愛らしさ
伝説の多い花です。
トロイ戦争の勇士アキレウスが、ヒアシンスに関係あるなんて知っていました?
彼のヨロイは鍛治神ヘーバイストスから与えられたもの。
アキレウスのかかとに毒矢がささって命を落とした後、ヨロイは、知将オデュッセウスか、勇将アジャックスのどちらかに授けられることになりました。

選ばれたのはオデュッセウス。
「知恵は勇気に勝る」という理由からです。
失望のあまりアジャックスは自殺し、その血潮の中から、ヒアシンスが花ひらいたのです。

別名「夜香蘭」。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
やさしくて、のんびりやさんのあなた。
でも意外と心の強いところもあっておもしろいですね。
あせったりせず、マイペースが1番。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

〇写真をご覧になりたい方はこちら

02月16日

れんぎょう〈モクセイ科〉

☆花言葉――希望
空いちめん、黄色が輝いている。
れんぎょうが咲いていると、つい足をとめずにいられないのです。
都会にいて、あれほど大量の黄を一度に見る機会が、ほかにあるだろうか。

濃密な感じの黄。
空気まで染めてしまいそうなほど。
その枝は長くしなやかで、先のほうまで花が咲いている。
花びらは長細く4枚あり、枝が少したれさがっているのは、花の重さのせいなのでしょうか。

中国原産の落葉低木。
その実は、漢方薬として、解毒作用があります。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
堅実でまじめな人柄。
目的に向かって毎日努力しています。
自分の力量をわきまえ、その範囲で希望をもっている。
現代的な求道者。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

〇写真をご覧になりたい方はこちら

02月15日

さくら草(白)〈サクラソウ科〉

☆花言葉――若い時代と悲しみ
リスベスはやさしい少女。
ドイツの片田舎に病気の母と暮らしていました。

母を喜ばせようと、野原へ花つみに出かけたのです。
花の精が現れた。
そして、不思議なことを教えてくれたの。
「さくら草の咲く道を行くとお城があるわ」
「門の鍵穴にさくら草を1本さしこむと扉が開くのですよ」

リスベスがその通りにすると、お城には、花の精が待っていた。
持ちきれないほどの美しい宝物をプレゼントしてくれたのです。
しばらくして、お母さんの病気も治ったという。
ドイツの民話です。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
幼いころは、夢や希望でむせかえらんばかりだったあなた。
今では忘れてしまったの?
思い出して。夢は捨てないかぎり必ずかなうのです。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

〇写真をご覧になりたい方はこちら

02月14日

クロッカス(黄)〈アヤメ科〉

☆花言葉――不幸な恋
春の空気を体中で喜んでいるかのクロッカス。
まだ寒い朝、突然はじけるように咲きそめる。

伝説によると、クロッカスは、たくましい美青年でした。
彼は美しいニンフと恋に落ちたのですが、神がみの祝福をもらえず、絶望の果てに、ふたりは自殺してしまう。
花の女神フローラが気の毒に思い、青年を黄金色のクロッカスに、娘をサルトリイバラに変えたという。

聖バレンタインにささげられている。
この聖人の祝日近くに花ひらくので、恋の日に咲く、不幸な恋の花。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
苦しい恋を経験することでしょう。
悲しまないで。
あなたは幸せなのですから。
だって不幸の影もない人生なんて、退屈なだけですもの。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

〇写真をご覧になりたい方はこちら

02月13日

じんちょうげ〈ジンチョウゲ科〉

☆花言葉――不滅
誰でも知ってる花ですよね。
気づかず通りすぎようとしたって、花のほうがほっといてくれません。
早春、さわやかな香りをあたりにまきちらして、「私を見てよ」と合図するのです。

日本古来のよい香り「沈香」や「丁香」に似てるところから、この名がつきました。
「沈丁花」と書くのです。

白か淡い紫の小さな花を密集して咲かせ、なんか元気のよい感じの花。
生命力がつよく、ごく短い枝からもすぐ根づき、手入れもかんたんなので、庭木として人気があります。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
愛されることに不器用。
少しつきはなされると、すぐにすねてしまいます。
でも愛はひたすら与えるものです。
そのうち相手も変化します。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

〇写真をご覧になりたい方はこちら

02月12日

シンビジウム〈ラン科〉

☆花言葉――誠実な愛情
らんには、さまざまな花の形があるけれど、シンビジウムもそのひとつ。
小花が太い枝に群がるように咲いている。
華やかな、色のかたまり。
その色は、はずむようなピンク、輝くうす黄緑、そして純白。

長く細く、外側に曲線を描いてのびる濃い緑の葉に守られ、華麗な表情を見せている。
1鉢で、部屋の雰囲気を変えてしまう、その堂どうとした姿は、さすがにらんの風格。

健康的な花と見られがちですが、よく見ると、花のひとつひとつに品格と妖しさが漂よっている。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
細やかな心くばりと大胆な行動。
あなたは不思議な個性をもっています。
でも人間関係には繊細なほう。
少数の友人を大切にするタイプ。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

〇写真をご覧になりたい方はこちら

02月11日

いちご〈バラ科〉

☆花言葉――愛と尊敬
昔は、食べるより、花を見て楽しむ草でした。
天国の子どもたちが地上に戻るときは、いちごに姿をかえているので、それを食べると、子どもが死んでしまうからだとか。
聖母マリアの果実とされた。
いちごの汁で口を汚した者が天国へ来ると、マリアは怒って地獄へ追いやり、永遠の苦しみをなめさせたという。

恋の神がみにもささげられた。
「いちご畑でつかまえて」は松田聖子のヒット曲。
「恋を成功させるには、はじめは逃げることよ」と歌っている。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
貴族的な雰囲気のある人。
知的レベルも高く、人びとに尊敬されます。
恋には消極的。
あなたに勇気が加われば、いっそう魅力が深まるのに。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

〇写真をご覧になりたい方はこちら

02月10日

ぼけ(白)〈バラ科〉

☆花言葉――早熟
葉がのびる前に、花がいくつかずつかたまって咲きます。
寒さに負けないよう、みんなで、「おしくらまんじゅう」してるみたい。
花梅の花に似てるけど、どこか庶民的。
名前が「ぼけ」だから?

日本ではごくポピュラーな庭木です。
初春に咲くのは「寒ぼけ」、赤いのは「緋ぼけ」、白いのが「白ぼけ」、赤に白がちりちり混じったのだと「かいどうぼけ」。
八重咲きもあります。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
おしゃまな子っていわれる。
上級生に人気があります。
だけど今、ちやほやされることを快感に思っていませんか。
中身は無邪気なよい子なのだから、背のびしすぎは危険です。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

〇写真をご覧になりたい方はこちら

02月09日

ぼたん(白)〈キンポウゲ科〉

☆花言葉――富貴
牡丹の花の精のお話。
中国の『千一夜物語』にあたる『聊斎志異』はお化けや仙人がたくさん出てきて楽しい小説集。
そこに登場するのです。
黄という詩人が本を読んでいると、そこにまっ白い服を着た女が現れた。
ふたりは仲よくなるのですが、それは白牡丹の精でした。

あるとき、この白牡丹は掘り返され、女も死んでしまう。
黄が花を取り戻し、肥料をたっぷりあげたところ、女は戻ってきたという。
牡丹の精の名は香玉。
『香玉』という短編です。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
おっとりと、そして表情豊かなあなたは、人気者。
理屈より感情で動くタイプですが、不思議と大失敗はせず、華やかな一生を送ります。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

〇写真をご覧になりたい方はこちら