01月19日 黄水仙

黄水仙〈ヒガンバナ科〉

☆花言葉――恋のやつれ
時は源平合戦のころ。
越前の国の長者の息子二郎太は、荒海でおぼれている美女を助け、恋をした。
そして戦場から戻った兄の一郎太も、彼女にひとめぼれしてしまったのです。
ふたりが果たし合いすることになったとき、悩んだ娘は荒海に身を投げた。

あくる年の春、見たこともない黄の花が岬に咲いたという。
それが、黄水仙なのですって。
娘は、水の精だったのでしょうか。

中国の仙人には、天仙、地仙、人仙などがいて、水仙もその一種だとか。
水辺に住む仙人の化身というわけです。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
あなたの無邪気さが人びとに愛されています。
無邪気さだけはまがいものは醜悪。
そんなあなたは一途な恋をしそう。
なんて素敵でしょう。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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