01月11日 エリカ

エリカ〈エリカ科〉

☆花言葉――孤独
エリカの別名はヒース。
スコットランドを旅したとき、どこまでも広がるヒースの荒野に、ひどく淋しい気がしたのを思い出します。
エミリ・ブロンテは、この荒涼としたヒースの丘を舞台に、鬼気せまる恋物語を書きあげました。
『嵐が丘』です。

冷酷きわまりない男ヒースクリフは幼なじみのキャサリンを一途に愛し、彼女が死ぬと「亡霊になって出てきてほしい」と泣きながら祈るのです。
本当の愛を知ることは、孤独を知ることかもしれません。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
自分にきびしく孤独に強い人。
考え方が柔軟なので、表面的には社交家です。
あなたの本質をわかってくれる恋人にもうすぐ出会えますよ。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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