しゃくやく〈ボタン科〉
☆花言葉――はにかみ
昔の王女さまの、ふわふわドレスみたい。
柔かなスカートを何枚も重ね、舞踏会でくるくる踊りまくるのです。
この花びら多く、華やかなしゃくやくが、東洋でも西洋でも薬草だったなんて。
漢字でかけば「葛薬」。
しゃく(腹痛や胃けいれん)の薬だったのです。
ヨーロッパでも同じで、あらゆる内臓の病気を治す、といわれたの。
「この草の根を掘るのは神にかぎる」という伝説もあります。
色は、白、ピンク、濃い紅とその中間色。
◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
はにかみやで、人前に出るのが苦手。
あなたは空想の世界に生きているのです。
あなたの繊細さを理解してくれる恋人がもう現れますよ。
岩田裕子