11月1日 やまゆり

やまゆり〈ユリ科〉

☆花言葉――荘厳
ドイツの民話です。
昔、ハルツの山奥に、アリスという美少女が母と2人で住んでいた。
ある日、馬で通りがかったラウエンブルグ公がアリスを見そめ、いやがるのを無理やり城に連れさろうとしたのです。
驚いたアリスは、「逃がして」と天に祈り……、気づくと少女の姿はなく、1輪のゆりが風にゆれていたという。

ゆりは茎が細く、花が大きくて風にゆれる。
そのユレがユリの名に変わったのだそうです。
美女をさして「歩く姿はゆりの花」といいます。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
あなたの気品は生まれながらのもの。
まねしようと思っても、人にはまねできません。
だからずるいことや情けないことはしないでね。

岩田裕子