7月3日 ざくろ

ざくろ〈ザクロ科〉

☆花言葉――成熟した美
赤くてパッカリわれると、中から種子のつぶつぶがのぞく。子どもの頃近所のお寺の境内で見たざくろの実は、不気味なほどの赤でした。でも、その花は、赤といってもおだやかな色味の花びらで、華やかな黄色のおしべも美しいのです。
神話のざくろ。ゼウスの娘ペルセポネが、地獄の神プルトンにさらわれた。そして、だまされ、ざくろの1粒を食べてしまう。彼女はそのため、1年の半分を地獄で暮らさねばならなくなった。
種をまいてから、半年も地中で過す、ざくろを口にいれたからです。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
目に見えない、人の心の清らかさ。それがわかるようになったとき、あなたはい一段とステキな人になるのです。成熟した美人に、です。

岩田裕子