6月20日 カンナ

カンナ〈カンナ科〉

☆花言葉――堅実な生き方
けだるい熱さを引き裂くように咲く、情熱的なカンナ。日本では、夏から秋に咲きますが、熱帯では、1年じゅう花ひらいているという。
ミャンマーにこんな伝説があります。
デワダットという悪魔が、仏陀を憎んで、崖の上で待ちぶせた。仏陀がさしかかる。悪魔は石を投げ落とす。石は仏陀の足にあたり、どくどくと血が流れ、その血だまりから咲いた花が、カンナ。悪魔は大地の怒りにふれて、地底にのみこまれたという。
花の色は、赤、オレンジ、黄と華やか。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
困難に出会ったとき、針路がふたつに分かれたとき、自分で「大丈夫」と思えるほうを選びましょう。あなたは一歩一歩確実に進んでいく人。

岩田裕子