6月9日 れんげそう

れんげそう〈マメ科〉

☆花言葉―― 一体となってしまう
れんげそうには、もうひとつの名があります。
「げんげ」。
空じゃ雲雀がないてるに、げんげ畑は犂かれます。
(金子みすず「げんげ畑」)

昔は田畑に咲く、単なる雑草でした。
だから、空にヒバリの鳴いているのどかな日にも、抜かれなければなりませんでした。
ちらほら、花を咲かせて、かわいらしいというのに。
近頃は、美しい花といわれる。
れんげにとっては、天国の時代でしょう。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
約束を守り、実直なあなたは誰からも信頼されています。
まじめなのでいいかげんな恋はきらい。
心が一体となる恋の幸せは、もう間近に。

岩田裕子