4月2日 水仙

水仙〈ヒガンバナ科〉

花言葉――自己愛

美少年ナルキッソスは、多くの妖精や娘たちにあこがれられたのですが、うるさがるだけでした。ところがある日、泉の中に美しい人が住むのを見つける。恋こがれ、手をのばすと、そのひとは消えてしまう。ナルキッソスは恋のためすっかりやつれ、とうとう泉に飛びこんで死んでしまったのです。

そして、岸辺に咲いたのが、水仙の花。彼が恋したのは、自分自身でした。水仙には、頭を麻ひさせる作用があるとか。恋わずらいも頭の病気のようなものですね。

 

花うらない(この日がお誕生日の方へ)

傷つくことを恐れて、引っ込み思案になりがち。もっと自分の魅力に自信をもってごらんなさい。まずは笑顔を見せることからはじめて。

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岩田裕子