04月01日 アネモネ

アネモネ〈キンポウゲ科〉

☆花言葉――期待
春風のいいつけで花ひらく。
だから、またの名を「風の花」。
野生のアネモネは、風のおだやかに吹きわたる季節に、そっと花びらをゆるませるのです。

伝説によれば、原料はヴィーナスの涙。
恋人をなくして嘆いたヴィーナスの涙の幾粒かが、土にしみとおった。
そして1群れのアネモネの花になったという。

作家、川端康成はこんなふうに書いている。
「死ねば、1羽の白鳩か1茎のアネモネの花になりたい」と。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
あなたがひかえめすぎるから、つい気持ちをふみにじられてしまうのです。
やさしいあなたに風は冷たすぎる。
もっと積極的になって。

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岩田裕子