月桂樹〈クスノキ科〉
☆花言葉――勝利
古代から人びとの気をひく樹木でした。常緑で、大きな緑の葉をあおあおと茂らせ美しく、よい香りがするからです。春先、明るい黄の花を咲かせる。
古代ギリシアでは、太陽神アポロンの木として、ことに愛され、宴会の最中、月桂樹の冠を渡されたものは詩を唱える、という遊びが流行していた。予言力がつくとされ、アポロン神殿の巫女たちは、この葉をかんで未来をうらなったという。
そして中世。教会では、クリスマスの妖精を迎えるため、この葉を飾った。
◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
知識と才能があり、行動力も旺盛。思いやりの心も豊喜ですが、プライドが高いので、そのため人の心を傷つけることがあるかもしれません。
<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>