時計草〈トケイソウ科〉
☆花言葉――神聖な愛
花の形が時計に似てる。花びらが文字盤、おしべとめしべが2本の針です。江戸時代にこの名をつけた人、センスいい。
英語では「パッション・フラワー」(キリスト受難の花)と言われます。キリストが処刑された十字架に、この草が巻きついたとか。
花ひらいたその形が、キリストの受けた5つの傷、クギ、カナヅチ、ヤリ、イバラの冠などをあらわし、葉はヤリの先と、銀30枚(ユダがキリストを売った金額)、ツルはキリストをしばったロープを表わしているとか。
とにかく神秘的な花。
◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
愛は聖なるものと教育されているあなたは、どうしても理想を夢みがち。でも俗な愛もあるのです。離れたくなければ……好きなのです。
岩田裕子