スイートピー(青)〈マメ科〉
花言葉――やさしい思い出
フリルがかかった可憐な花びら。世の中など何も知らないお嬢ちゃんのようなスイートピーが、もともとはシチリア島に咲く、野生の花だったとは! マフィアの本拠地とスイートピー。美女と野じゅうみたいな組み合わせね。
17世紀イギリスに渡り、蜂蜜に似た香り、と喜ばれた。その後、エドワード朝の花ともいわれ、アレキサンドラ王妃の大のお気にいり。食卓にも服にも、結婚式の飾りつけにも、スイートピーが愛されたということです。
花うらない(この日がお誕生日の方へ)
感受性にすぐれ、芸術的センスがある。頼まれたことをきちんとこなす几帳面さもあり、大人たちの自慢のタネです。恋もたくさんしそう。
岩田裕子