01月17日 白梅

白梅〈バラ科〉

☆花言葉――独立
黒ぐろとふしくれだった梅の古木に、清楚な白い花が1輪、2輪と咲いている。
雪と見まごうその白さ。
冬の冷気を体いっぱい浴び、いっそう輝いてみえる。
ただ、驚くほど香りがつよいのです。
梅は凛として、少しも甘えた雰囲気がありません。

桃やあんずは華やかな少女のようで、桜はあでやかな美女を思わせる。
それに比べて梅、ことに白梅は、自立し誇り高く、そのために恋人さえ遠ざけてしまいそうな貴婦人に似ている。
『源氏物語』にそんな姫君が登場します。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
ひとに甘えるのがきらい。
社会問題にも関心が深く、そのため煙たがられることも。
でも気にしないで。あなたの味方は、知的な人よ。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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