01月06日 すみれ(黄)

すみれ(黄)〈スミレ科〉

☆花言葉――いなかの幸福
古木のうつろに黄色に董の咲くうつつ春の朝 (西脇順三郎詩集)

早春の光を浴びて、さりげなく咲く黄すみれ。
黄すみれは珍しいけれど、日本のすみれ90種ほどの中で、3~4種はあるのです。

ヨーロッパでは、匂いを味わい、庭に栽培して愛した花。
日本では、野山でぐうぜん出会うのを楽しんだ花です。

山路きてなにやらゆかしすみれ草
これは、江戸時代の有名な俳人、松尾芭蕉の俳句です。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
気立てのよさは、天下一品。
草原のようにさわやかな人。
人とうまくいかないときは、精神的に身をかがめ、相手に合わせるようにして。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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