03月28日

こでまり〈バラ科〉

☆花言葉――努力する
白い花がまーるくかたまって咲くのを、小さな手まりに見たてました。
それで「小手毬」。

春らんまんの季節、まっ白いこの花が、いくつも丸く乱れ咲くようすは、ポンポンと、どこからかまりをつく音が聞こえそうなほど、明るい雰囲気。
濃い緑の葉との対照も美しく、気分が華やいでくる。
枝はよく曲がり、細くたれさがって、その先にも、白いまりが重たげに咲いているのが、ほほえましい感じ。

もともとは中国生まれで、江戸時代に渡来しました。別名「だんご花」。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
まわりに影響されずに、思ったことを着実に成しとげていく人。
ひとりで何でもできてしまうのです。
その長所を知らない人が多いのは残念。

岩田裕子

03月27日

ガーベラ〈キク科〉

☆花言葉――神秘
最近、人気が集まっている。
だって、現代の女の子みたいだもん。
おしゃれで華やか。
だけどシンプルで甘ったるくはなく、茎が太くてすきっと強そうです。
こんな雰囲気のドレスが着たい。
赤、オレンジ、黄、ピンク、白……、真昼の青空に、一瞬浮かぶ、花火のあでやかさに似ています。

切り花のガーベラはオブジェみたいに都会的なのに、鉢植えのガーベラは野性的でたくましいの。
そんな二面性が神秘的な、ガーベラ。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
機知にあふれた会話。
いつも明るくて、でも秘密をいっぱい持ってそうな……。
ひとことで言えばチャーミングなあなた。
恋に向いてる。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月26日

いばら〈バラ科〉

☆花言葉――厳しさ
『眠れる森の美女』オーロラ姫。
彼女が眠りについたとき、城そのものも眠りについた。
周囲は深いいばらの森にかこまれ誰も城に近づけません。

百年後、ひとりの王子がやってきた。
剣でいばらを切りはらい、姫を永遠の夢の国から救い出したのです。
いばらのとげは痛いけど、それに耐えられた人だけが幸せを手にできる。

北欧神話でも眠りと関係があり、神の娘ブリュンヒルデが父にそむいたとき、父神はいばらのとげを刺して眠らせた。
救い出したのは、若き英雄。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
自分にきびしく、なかなかの努力家。
頭がよく、物事を深く考えるほうですね。
人はあなたを変わり者と思ってるかも。
必ず成功する人よ。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月25日

まんさく〈マンサク科〉

☆花言葉――霊感
表情のおもしろい花。
花の色は金色で、短いひもを束ねたみたい。
微妙に曲がった針金のようでもあって、見ていてあきないのです。
葉はヒシガタで、ぶ厚く、ふちにギザギザが。
でも花のころには、まだ葉はありません。

「満作」と書きます。
枝いっぱいに花が咲くので、豊年満作をイメージしてつけられました。
また早春、まっさきに咲く花なので、まんさくになった、という説も。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
赤ちゃんのように純粋。
だから直感的によいものとわるいものを見分ける力を持っています。
自分自身の安全基準を信じてください。
うまいことばにのせられると、大変な目に。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月24日

にわなずな〈アブラナ科〉

☆花言葉――優美
学名は「スイート・アリッサム」。
狂気をとめる、という意味です。
イギリスではそれがそのまま呼び名になっています。
日本では、なずなに似ているので、にわなずな。
海辺の岩場によく咲くので、フランスでは「岩のアリッス」と呼んでいる。

高さは10~20センチで、白または紫の、芳香を放つ小さな花を、葉が見えなくなるほど咲かせます。
そのようすから、白い花には「銀の花かご」とのフランス名もあります。
ヨーロッパでは、花壇の彩り。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんの名前、知ってる?
あなたの家系は、代だい優雅な美しさがあるのです。
そんなふうにふるまって。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月23日

らん〈ラン科〉

☆花言葉――魔力
19世紀フランスの作家、ユイスマンスによると、らんは「暖房のガラスの宮殿の中に住んでいる、植物界の女王」ということになる。
あまりに高貴な血統、繊細できゃしゃなので、ちょっとした寒さにもふるえてしまい、温室で栽培されているというのです。

これほど高雅、しかも悪魔的な魅力にあふれているので、ヨーロッパでは、数かずの芸術作品に登場している。
『幸福の王子』の作者オスカー・ワイルドも、らんの熱烈な愛好者でした。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
愛の勝利者は、必ずあなた。
もてるというわけではないのに、好きになった相手は、百発百中自分のものにしてしまいます。
魔力でしょう。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月22日

ヒアシンス(紫)〈ユリ科〉

☆花言葉――私は悲しい
美少年ヒュアキントスをめぐる三角関係。
彼を愛しているのは、太陽神アポロンと西風の神ゼフュロス。
でも少年は、移り気な西風よりも、雄々しい太陽神のほうにひかれかけていた。

ある日、ヒュアキントスはアポロンに誘われて、円盤投げに夢中になる。
ゼフュロスはやきもちをやき、飛んでいる円盤にここぞとばかり大風をふきつけ、少年のおでこにぶつけました。
どくどくと血が流れて、ヒュアキントスは死んでしまう。
血だまりの中から、美しい紫の花が。

ヒヤシンスです。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
淋しがりやではありませんか。
ついつい甘えてしまうほうですね。
そんなあなたをかわいいと思う人は多いはずです。
でも甘えすぎないで。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月21日

金魚草〈ゴマノハグサ科〉

☆花言葉――推測
この花を摘んで指にはさむと金魚のように、パクパク口をあけるのですって。
英語名は「スナップドラゴン」。
訳すと、かみつき竜です。
ドラゴン(竜)の口に見えたのでしょうね。

16世紀、植物誌を出版したジェラートは「長い間、水に沈んで、肉が完全にとれてしまった羊の頭蓋骨」に似ていると書いています。

この花のうち、「摩天楼巨人種」と名づけられた品種は、花が摩天楼のように重なりあい、花穂の長さだけで、1メートル以上もあります。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
合理的な人。
はっきりしてるので、ごう慢だと推測されがちです。
本当はみんなが幸せになるよう気をつかってるのに。
自己宣伝も大切よ。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月20日

かみつれ〈キク科〉

☆花言葉――苦難の中での力

ヨーロッパでは、有名なハーブ。
お茶として飲むと、体にいいのです。
童話『ピーター・ラビット』の中にも、よく登場する。

マクレガーさんちのニンジンを食べて逃げ帰ったピーター。
お腹をこわし、疲れた彼に、お母さんうさぎが、このかみつれのお茶を飲ませるの。
「ねるまえに大さじ1ぱいですよ」って。

甘いりんごの香り。
ケストナーの少年小説『エミールと探偵たち』は、美容師のお母さんがかみつれの石けんで、お客さんをシャンプーするシーンから始まります。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
忍耐力があり、孤独にも強い人。
ふだんは頑固とも思われがちだけど、何か事が起こったときが出番。
あなたの強さにみんな驚くでしょう。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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03月19日

ドイツしょうぶ〈アヤメ科〉

☆花言葉――炎
深い青の、美しい花。
別名「ヒゲ・アイリス」といいます。

昔、すべての花が集まる花祭りに、エメラルドの冠をかぶり、青い服を着た品のいい少年が現れました。
花たちの目は、この少年に集中。
そのとき、美しい虹がのぼった。七色の光が少年の服や冠に輝き、それは美しかったという。
彼は「虹の使者」だったのです。
そして、アイリス(ヨーロッパのしょうぶ)の化身……との言い伝えが残ってる。

◎花うらない(この日がお誕生日の方へ)
炎のように情熱的な人。
愛する人を100パーセント信じることができる、幸せ者です。
また、誰が自分と深く愛し合えるか、ひとめで見抜ける才能がある。
恋愛上手なのですね。

<岩田裕子著 バースディ花うらない366(小学館)より>

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